先週(2/14~2/18)の為替動向

2011_0218_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 上昇
■原油先物市場 = もみ合い
■NY金先物市場 = 上昇
■ドル円    = もみ合い
■ユーロドル  = 上昇
■ユーロ円   = 上昇

先週は方向性が未だ定まらぬまま小動きにもみ合い、ドル円の週足値幅も1円未満とペナントもどん詰まりの様相でしたが、一言で言うと「ドル安・円安」でした。

【週前半】83.50円付近からスタート。本邦輸出勢と思われる売りに押されるも下値は底堅く、米債利回り上昇に助長されても上値重く、一進一退。
火曜日、中国CPI鈍化から利上げ観測が後退、加えて米国債利回りの上昇などを背景に83.91円と年初来高値を更新。

【週中盤】高値追い気運と本邦輸出税の売り気運が交錯、高値から一歩引いたレベルで推移するも米住宅指標とPPIが好感されると83.96円と年初来最高値を更新。
しかし84円の壁は厚く、続くFOMC議事録公表に備えまたも一歩後退、FOMC議事録は無難に通過するが83円ミドルまでじり安となり、週初の位置まで戻る。

Pivot_2011_0218 【週後半】米1月CPIが好感されると83.70円まで上伸するも同時発表の失業保険新規請求件数増加や中東情勢を背景にドル全面安となり83.20円台まで下落。
金曜日、前日から噂されていた83円-83.50円のDNTを意識した動きから一時83.50円をタッチしかけたが、追随する買いもなく意気消沈、すると今度は下値を追うが結局83円を割れることなく1週間を終わる。

【今週のポイント】
・2/21:米国祝日(プレジデンツデー)
・週中盤の住宅関連指標/2/25:米GDP改定値
・次週に米重要指標ウィークが到来するため
早期の模様眺めモードとなるか?

■週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)

TD Range Projection
USD/JPY Lower: 82.64 / Upper: 83.58
EUR/JPY Lower:112.70 / Upper:114.11
EUR/USD Lower:1.3561 / Upper:1.3848
GBP/JPY Lower:134.19 / Upper:136.52
GBP/USD Lower:1.6117 / Upper:1.6398

Fibonacci Zone USD/JPY
R2 84.33 ~ 84.69 / R1 83.86 ~ 83.97
S1 82.81 ~ 82.92 / S2 82.09 ~ 82.45
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.3899 ~ 1.4009 / R1 1.3756 ~ 1.3789
S1 1.3435 ~ 1.3469 / S2 1.3215 ~ 1.3325

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(02/14~02/18)の為替動向』
2011_0218.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF

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