そろそろTwitterに復活します。

本日、東日本大震災発生から1週間を経過しました。突然起きてしまった未曾有の災害により不幸にも命を奪われてしまった方々のご冥福をお祈りいたします。
また今なお安否や消息が解らず、訪ね歩こうにもその手段が得られない方も多いとのこと、その御心労を拝察しますに張り裂けんばかりの心痛を抱かざるを得ませんが、朗報の届くことを願ってやみません。
私事ですが、過日の中越地震の際、私の父親の妹が安否不明となり、親類共々心配をしていたところ、何と我が家から数百mの避難所に収容されており、ある日ひょっこりその本人がやってまいりました。
そんなミラクルが無いわけではありません。明日を信じ、明日を共に作っていきましょう。

さて、ここから本題。
過去にTwitterはつぶやきなんだから誰に気兼ねなく好きなことをつぶやけば良いと言っていた人がいました。
その方含め、その言葉通り東日本大震災や福島原発事故以来、ここ最近はそう言った多くの脳天気な似非民力ツィートデマの拡散が散見されているように思えます。

しかし私が憂慮困惑するのは、それらツィートは純粋に民力想起ツィートであるなら結構なことなのですが、同時に募金や作業参加等の具体的な支援や貢献をしていない人達をバッシングするツィートになっている傾向があるように思えます。
また、ただ単に純粋非難ならそれはそれで理解できるのですが、十把一絡げに(首都圏の我々は計画停電にも協力し、放射能汚染や余震におびえているというのに)日本海側や西日本の人々は安易に電気や燃料を使い放題していると決めつけ、あなた方とは質が違うんだと言わんばかりに「とやかく言う資格がない」とまで言う人までいる始末。

ここ1週間で、「Twitterは無秩序にさえずりまくる烏合の衆」とは言わないまでも、それに近いものとして考えた方が良いのではないかと思えるようになってきました。

政府や団体等のトップレベルの公式見解であっても「どうせ…」でも、政府筋や団体等に勤めている友人から伝え聞いた…なんて嘘か誠か判断付かない、でもショッキングな内容は「隠された真実」などと言って、瞬く間にリツィートされ世界を巡る…そういえば今朝の話ですが「韓国に放射性物質が飛来する」というデマを流した人が検挙されたそうですね。
東日本巨大地震:原発事故めぐりデマ流した28歳男検挙

私はこれまで、謝った情報を過信していたり、誤解や見落としで、本意ではない認識を持っている人がいたら、正しい情報入手先に誘導したり、一言二言で簡単に答えられることなら「それは○○です」などとTwitter上の人に接してきましたが、それは他人の子供でも叱り・教え諭すような感覚だったり、雨に降られて困っている人に傘を差し出すといった社会でごく普通に行われていることのような感覚で行ってきました。

でももう、そのようなこれまでの私には看過出来ない・理解し難い書き込みに関しても、もう手出しはしないことに決めました。そして仮にそれが私が長期間フォローしている人だったとしても、あっさり見限る事にしました。

過去に「まぐまぐYesNo世論」というサイトで「バカな行動するからバカなのか。バカだからバカな行動をしてしまうのか」という命題がありました、まさにそれだと思います。
普通の人がたまたま犯すバカではなく、本質的に馬鹿だからバカなツィートをするのではないかと。
だから教え諭しても学習するわけはないし、そもそもまともな人間であればそんな馬鹿なツイートなどはやらないはず。ならば、これ以上フォローしていてもそのうちまたどこかで理解し難いツィートをするだろうと。
このような非常時だからこそ、本人も知らない間に本性が出てしまうのでしょうね。

ここ1週間色々ご心配やアドバイスを頂きましたが、上記のような事が自分なりに考えて得た結論です。関わり方が決まったのでそろそろTwitterに復活します。

再起!