まず最初にこれまでのおさらいです。
第1回
「ドル円。方向性は出るのか?(2/20版)」
第2回
「ドル円。方向性は出るのか?(2/27版)」
第3回
「ドル円。方向性は出るのか?(3/6版)」
現在3/8(火)のロンドンフィクスを過ぎた時点ですが、ドル円はとても好ましい方向で上昇しています。これは今日になり好材料に恵まれてきたからなのですが、最初は15時頃に出てきた「OPECが石油増産について討議を始めた」という物でこれにより原油の高騰が緩和される=経済打撃が緩和される。と好感された事により欧州時間から上がり始めました。次に「カダフィが72時間以内に退陣するなら追訴しない」という報道が為されたことにより、リビア内戦の終息が近いと好感されたこと等があります。
3/6版では「米欧の景気回復期待感と北アフリカ状勢懸念の板挟み」という表現をしましたが、それを表しているのがチャートに表示された①と③による三角持ち合い(ペナント)を示しています。下値は米欧景気回復感により切り上げているのだけれど、上値は北アフリカに抑えられているといった状態です。
そしてこれは長引くのであれば、①と④による新たな三角持ち合いに移行するだろうと見ていました。
しかし、今日になり北アフリカ状勢に緩和期待が芽生えてきたことで、①と②による上昇チャネルに乗ってきた模様です。
具体的には今日時点の数字で言うと、82.60円以上で引ければ日足ボリンジャーバンド中心線(21MA)を上抜くこととなり、更にこれが82.65円以上であれば日足の一目均衡表の雲をも上抜くこととなり上昇気配は濃厚となります。
この場合、次の注意点は83.20円あたりで通過するボリンジャーバンド+1σ付近と言うことになります。もっと細かく見た場合は、現在2/16高値と3/2安値間でのフィボナッチ50%戻しの水準ですが、3/4に上抜けなかったフィボナッチ61.8%戻し(83.05円)を上抜けるかどうか、そして76.4%戻し(83.40円)を上抜けるかどうかというところが焦点になってくるかと思います。
以上、簡単ですが予想よりも早く状況が好転してきたので取り急ぎの経過報告でした。
3月 9 2011
ドル円。方向性は出るのか?(3/9版)
まず最初にこれまでのおさらいです。
第1回
「ドル円。方向性は出るのか?(2/20版)」
第2回
「ドル円。方向性は出るのか?(2/27版)」
第3回
「ドル円。方向性は出るのか?(3/6版)」
現在3/8(火)のロンドンフィクスを過ぎた時点ですが、ドル円はとても好ましい方向で上昇しています。これは今日になり好材料に恵まれてきたからなのですが、最初は15時頃に出てきた「OPECが石油増産について討議を始めた」という物でこれにより原油の高騰が緩和される=経済打撃が緩和される。と好感された事により欧州時間から上がり始めました。次に「カダフィが72時間以内に退陣するなら追訴しない」という報道が為されたことにより、リビア内戦の終息が近いと好感されたこと等があります。
3/6版では「米欧の景気回復期待感と北アフリカ状勢懸念の板挟み」という表現をしましたが、それを表しているのがチャートに表示された①と③による三角持ち合い(ペナント)を示しています。下値は米欧景気回復感により切り上げているのだけれど、上値は北アフリカに抑えられているといった状態です。
そしてこれは長引くのであれば、①と④による新たな三角持ち合いに移行するだろうと見ていました。
しかし、今日になり北アフリカ状勢に緩和期待が芽生えてきたことで、①と②による上昇チャネルに乗ってきた模様です。
具体的には今日時点の数字で言うと、82.60円以上で引ければ日足ボリンジャーバンド中心線(21MA)を上抜くこととなり、更にこれが82.65円以上であれば日足の一目均衡表の雲をも上抜くこととなり上昇気配は濃厚となります。
この場合、次の注意点は83.20円あたりで通過するボリンジャーバンド+1σ付近と言うことになります。もっと細かく見た場合は、現在2/16高値と3/2安値間でのフィボナッチ50%戻しの水準ですが、3/4に上抜けなかったフィボナッチ61.8%戻し(83.05円)を上抜けるかどうか、そして76.4%戻し(83.40円)を上抜けるかどうかというところが焦点になってくるかと思います。
以上、簡単ですが予想よりも早く状況が好転してきたので取り急ぎの経過報告でした。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: ドル円 年初来安値 年初来高値 大転換 レンジ 三角持ち合い チャネル 雇用統計 QE2 QE3 戦後最安値