11月 25 2011
2011/11/25 NY早朝
昨日は下落も一段落したかと思われたユーロも、メルケル首相がユーロ共同債発行やECBの役割拡大を再度否定した事から下落再開し、日本時間中に1.33割れを示現。更に本日欧州時間序盤に発表のフランス11月消費者信頼感指数が予想81に対して79と、予想割れ+前回の82から遠く未達と先行き不安が高まると一気に下落は加速し、欧州午前(20:29頃)には1.3226と10初旬の1.31台まで迫る勢い。と言う感じです。
このまま1.32が割れたら当然10/4の1.3145を視野に更なる下値攻めもあり売るかも知れませんが、時間足では反発模様に見えても、21:50現在 15分足では戻りなのか反発なのか微妙な状況ながら、若干、戻りの可能性が高そうな様相。
一方ドル円は高止まり模様ですが、若干上向きフラッグがもうすぐどん詰まりに。ここを上抜いて更に上昇であればその反動でユロルは下落とも言えますし、そろそろ失速と見るならユロルの反発開始。と言うようにも取れます。
さて、昨晩に引き続き今日も米国は休場ですが、昨晩の全面休場と違い、今日は株式・債権・商品市場のみの休場ですので、相場の薄いこの時を狙っての(バカンス費用捻出を焦る金融機関あたりの)組織的な仕掛けの可能性も否めないかもですね。
はたして週末のユロルはフルリカバリとなるのかこのまま下落一途となるのでしょうか。そしてドル円は高止まりで越週かやはり行って来いで77円付近か?
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11月 26 2011
CFTC IMMポジション(11/22集計分は-11/28公表)
先々週に同じくCFTCのページをそのままコピペですが、毎週集計~公表のIMMポジションは米国の祝日等により年に数回公表日に変更があり、今回は先週末の感謝祭(サンクスギビングディ)による変更日になっております。
2010
Dates
December
3
10
17
27*
2011
Dates
January
3*
7
14
21
28
February
4
11
18
25
March
4
11
18
25
April
1
8
15
22
29
May
6
13
20
27
June
3
10
17
24
July
1
8
15
22
29
August
5
12
19
26
September
2
9
16
23
30
October
7
14
21
28
November
4
14*
18
28*
December
2
9
16
23
30
*Delayed release date due to a Federal holiday.
先々週も書きましたが、ただ単に変更になると言うだけでなく、IMMポジションはある意味指標として機能することを考えると、ポジション変動の公表が遅れることを見越しての買い仕掛け/売り仕掛けも多分にあることも、考慮材料として多少気にとめておいても良いかも知れません。
さて、主に米国の金融業界では感謝祭以降はクリスマス一色となり、成績優秀組は早くもバカンスへ、最後まで市場に止まるのは成績不良組か、何か一泡吹かせてやろうと言う良からぬ連中しか残らないそうですが、その米国金融業界に「感謝祭のターキーになるべからず」という話があります。
日本では盛者必衰とか奢れる平家も久しからずと言う話になるかと思いますが、感謝祭に食べられるターキーは出荷に合わせて何か月も沢山の餌を与えられ太らされるそうで、何も知らないターキーは毎日の飽食に上機嫌。しかし感謝祭の日が来ると…。それまでの栄華はまるきりの嘘、むしろ利用されていただけだった。と言う話です。
金融においても乗るときには乗りまくるわけですが、ある日突然○○ショックが起こったり、ツイているいからとレバレッジを増して「まさか!」の展開に丸裸にされ…。と、リスク許容度のバブル状態に陥ることもあるわけですが、そういうことに対する戒めですね。十分心したいと思います。
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 通貨先物 取組 IMMポジション CFTC CME ドル 投機筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し 円高 円安 日銀 金利 FOMC ADP ISM 雇用統計 欧州 ギリシャ 総選挙 QE3 緩和 緊縮