11月 3 2011
2011/11/03 東京午前
祝日の東京は9時前のギリシャのパパンドレウから出された国民投票実施策の影響でユーロが下落/反動でドル円が上昇以外、目立った動きもないようですが、時間足の方で見てみるとドル円ユーロドル共に遅行線がボリン中心線下に沿うように移行中。特にユーロドルは10/31~11/1まで見せていたような、ボリン-1σ-2σをバンドウォークする着陸下降誘導ラインに乗らんかといった状況に見えます。
FOMC、バーナンキ会見ともほぼ織り込み済みの内容でもあったため大きな動きはありませんでしたが、パパンドレウ首相のちゃぶ台返しの片付けが12/4,5まで延期されたことで火種を残す形となった。と言ったところでしょうか。
今日東京は祝日休場ですが、ロンドン~NY午前は失業保険やECB金利発表+ドラギ会見(会見デビュー?)、ISM非製造業と、大型指標・発言目白押しとなります。嵐の前の静けさでしょうか。
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11月 4 2011
2011/11/04 NY早朝
これを書いている時点であと約15分で10月全米雇用統計ですが、非農業部門雇用者数(前月比)は前回 +10.3万人に対し予想中心値は +9.5万人。民間部門雇用者数(前月比)は前回 +13.7万人に対し予想は +12.5万人と若干控えめな予想。失業率は前回 9.1%に対し予想中心値では 9.1%と横這い予想となっていますね。
これに先立ち20:00に発表されている10月カナダ雇用統計では雇用ネット変化率(前月比)が前回 +6.09万人に対し +1.5万人と言うかなり控えめな予想だったにも関わらず結果は -5.4万人と悲惨な結果に。10月失業率は前回 7.1%から横這いの 7.1%だったものが 7.3%と、こちらも悲惨な結果に。カナダ/円では約50銭の急落となりました。
さて、介入警戒の続くドル円では雇用統計と言えども最近は特に衝撃的な数字でもなけりゃOK。と言った感じでほとんど動くこともありませんが、そこは腐っても雇用統計。また今日は他に大型指標もないことから一発勝負模様となり、何があるか解らない点では要注意です。カナダと同じで控えめ予想でありながら更に悪い結果だった場合はドル売り加速かも知れませんが、介入警戒で底値は堅いと思います。逆に控えめ予想でありながら好結果であった場合+ショートの損切り(ストップ)を上手く突き抜けた場合はこちらの方が幅は大きい物になるかと思います。
ともあれ、雇用統計は半分はお祭りのような恒例行事ですから花火の打ち上げ~開花を見るような感じでギャラリーに徹する…方が良いかも知れませんね。
と、さんざドル円で書いておきながら、私はユロルで参戦しますが。(爆)
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By najirane • 為替動向と予想