【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 655枚(1.2%)の増加で 56817枚(前週:56162枚)、ショートは前週比 2931枚(18.8%)の増加で 18546枚(前週:15615枚)。この結果、売買比は買越しを継続ながら僅かに減少。買越し枚数は前週比 -2276枚(-5.6%)の減少で 38271枚(前週:40547枚)。売買計は前週比 3586枚(5.0%)の増加で 75363枚(前週:71777枚)となりました。
全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 26.1%(前週:29.9%)で -3.8%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 5.9%(前週:4.9%)で 1.0%の増加となりました。
【対円】商業ポジション
ロングは前週比 12282枚の増加で 102825枚(前週:90534枚)、ショートは前週比 9199枚の増加で 135080枚(前週:125881枚)。この結果、売買比は売越しを継続。売越し枚数は前週比 -3092枚の減少で 32255枚(前週:35347枚)。売買計は前週比 21490枚の増加で 237905枚(前週:216415枚)となりました。
非商業ポジション+商業ポジションの合計では6016枚の買越し、売買計313268枚という事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で77.95円→77.99円と円安、前火曜→今火曜終値では77.95円→77.72円と円高、今火曜→今金曜では 77.72円→77.65円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では77.95円→77.65円で円高。と、欧州不安材料軽減に伴う(ドルから見た)対外通貨買いからユーロは土俵際粘り勝ち=その見返りのドル円形勢不利と言えるでしょうか。
【対ユーロ】非商業ポジション
ロングは前週比 6901枚(25.0%)の増加で 34521枚(前週:27620枚)、ショートは前週比 -1587枚(-1.2%)の減少で 130335枚(前週:131922枚)。この結果、売買比は売り越しを継続。売り越し枚数は前週比 -8488枚(-8.1%)の減少で 95914枚(前週:104302枚)と、先回10万枚越えだった売り越しを僅かに減少させる事となりました。売買計は 5314枚(3.3%)の増加で 164856枚(前週:159542枚)と言う結果となりました。
全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の15.9%(前週:14.7%)で 1.2%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の41.2%(前週:41.5%)で -1.3%の減少となりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3332→1.3391とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.3332→1.3402とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.3402→1.33384とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3332→1.3384とユーロ高と言う状況です。
先回集計日翌日のFRB・ ECB・日銀・BOE・SNB・BOC各国中銀の現行ドルスワップ協定金利を50bp引き下げの報は品詞のユーロにはかなりの効果があったようで、粘り強い底堅さを見せていると言った状況のようですが、ギリシャ・イタリア・スペインの問題と言うよりも、ドイツ・ギリシャがユーロを脱退するのかどうなのかと言う方向へ見方も変わってきているようで、家をまとめるのか誰かが出るのかと言う家族問題の大型判でまだまだしばらくは一触即発状態は続くのでしょうか。
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 29798枚(15.9%)の増加で 217427枚(前週:187629枚)、ショートは前週比 -1802枚(-0.6%)の減少で 316178枚(前週:317980枚)と、先回までのロング減/ショート増傾向が一転した結果、売買比は売り越し継続。売り越し枚数は前週比 -31600枚(-24.2%)の減少で 98751枚(前週:130351枚)。売買計では前週比 27996枚(5.3%)の増加で 533605枚(前週:505609枚)となりました。
先回、IMM全体での売り越しが13万枚超えとなりましたが今回は10万枚割れに減少しました。しかし、先回数字の要因であるユーロの売り越しが10万枚超え、ポンド売り越しが4.6万枚が大きく減少したわけではなく、豪ドルのロング増を筆頭にスイスフラン・NZドル以外の全ての通貨がロング増、円・豪ドル・スイスフラン以外の全ての通貨がショート減と言った要因から売り越し減少となり売買高合計はむしろ上がっていると言う状況で、ユーロショートの13万枚越えと言う数字は未だ大きな売り越し要因として居座っている状況です。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 円・豪ドル・ユーロ。ショートベスト3は前週に同じくユーロ・ポンド・加ドルとなっております。
資料ダウンロード 『12/06集計-12/09公表のIMMポジション』
→ IMM_20111206.pdf をダウンロード
12月 11 2011
CFTC IMMポジション(12/06集計-12/09公表分)
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 655枚(1.2%)の増加で 56817枚(前週:56162枚)、ショートは前週比 2931枚(18.8%)の増加で 18546枚(前週:15615枚)。この結果、売買比は買越しを継続ながら僅かに減少。買越し枚数は前週比 -2276枚(-5.6%)の減少で 38271枚(前週:40547枚)。売買計は前週比 3586枚(5.0%)の増加で 75363枚(前週:71777枚)となりました。
全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 26.1%(前週:29.9%)で -3.8%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 5.9%(前週:4.9%)で 1.0%の増加となりました。
【対円】商業ポジション
ロングは前週比 12282枚の増加で 102825枚(前週:90534枚)、ショートは前週比 9199枚の増加で 135080枚(前週:125881枚)。この結果、売買比は売越しを継続。売越し枚数は前週比 -3092枚の減少で 32255枚(前週:35347枚)。売買計は前週比 21490枚の増加で 237905枚(前週:216415枚)となりました。
非商業ポジション+商業ポジションの合計では6016枚の買越し、売買計313268枚という事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で77.95円→77.99円と円安、前火曜→今火曜終値では77.95円→77.72円と円高、今火曜→今金曜では 77.72円→77.65円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では77.95円→77.65円で円高。と、欧州不安材料軽減に伴う(ドルから見た)対外通貨買いからユーロは土俵際粘り勝ち=その見返りのドル円形勢不利と言えるでしょうか。
【対ユーロ】非商業ポジション
ロングは前週比 6901枚(25.0%)の増加で 34521枚(前週:27620枚)、ショートは前週比 -1587枚(-1.2%)の減少で 130335枚(前週:131922枚)。この結果、売買比は売り越しを継続。売り越し枚数は前週比 -8488枚(-8.1%)の減少で 95914枚(前週:104302枚)と、先回10万枚越えだった売り越しを僅かに減少させる事となりました。売買計は 5314枚(3.3%)の増加で 164856枚(前週:159542枚)と言う結果となりました。
全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の15.9%(前週:14.7%)で 1.2%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の41.2%(前週:41.5%)で -1.3%の減少となりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3332→1.3391とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.3332→1.3402とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.3402→1.33384とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3332→1.3384とユーロ高と言う状況です。
先回集計日翌日のFRB・ ECB・日銀・BOE・SNB・BOC各国中銀の現行ドルスワップ協定金利を50bp引き下げの報は品詞のユーロにはかなりの効果があったようで、粘り強い底堅さを見せていると言った状況のようですが、ギリシャ・イタリア・スペインの問題と言うよりも、ドイツ・ギリシャがユーロを脱退するのかどうなのかと言う方向へ見方も変わってきているようで、家をまとめるのか誰かが出るのかと言う家族問題の大型判でまだまだしばらくは一触即発状態は続くのでしょうか。
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 29798枚(15.9%)の増加で 217427枚(前週:187629枚)、ショートは前週比 -1802枚(-0.6%)の減少で 316178枚(前週:317980枚)と、先回までのロング減/ショート増傾向が一転した結果、売買比は売り越し継続。売り越し枚数は前週比 -31600枚(-24.2%)の減少で 98751枚(前週:130351枚)。売買計では前週比 27996枚(5.3%)の増加で 533605枚(前週:505609枚)となりました。
先回、IMM全体での売り越しが13万枚超えとなりましたが今回は10万枚割れに減少しました。しかし、先回数字の要因であるユーロの売り越しが10万枚超え、ポンド売り越しが4.6万枚が大きく減少したわけではなく、豪ドルのロング増を筆頭にスイスフラン・NZドル以外の全ての通貨がロング増、円・豪ドル・スイスフラン以外の全ての通貨がショート減と言った要因から売り越し減少となり売買高合計はむしろ上がっていると言う状況で、ユーロショートの13万枚越えと言う数字は未だ大きな売り越し要因として居座っている状況です。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 円・豪ドル・ユーロ。ショートベスト3は前週に同じくユーロ・ポンド・加ドルとなっております。
資料ダウンロード 『12/06集計-12/09公表のIMMポジション』
→ IMM_20111206.pdf をダウンロード
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 通貨先物 取組 IMMポジション CFTC CME ドル 投機筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し 円高 円安 日銀 金利 FOMC ADP ISM 雇用統計 欧州 ギリシャ 総選挙 QE3 緩和 緊縮