資料ダウンロード 『4/3集計-4/6公表のIMMポジション』 → IMM_20120403.pdf (計4p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 3658枚(33.5%)の増加で 14563枚(前週:10906枚)、ショートは前週比 1144枚(1.5%)の増加で 79671枚(前週:78527枚)。前週の売買逆転から再度一転のロング増、そしてショート増の結果、売買比は売り越しを僅かに縮小。売越し枚数は前週比 -2514枚(-3.7%)の減少で 65108枚(前週:67622枚)。売買計は前週比 4802枚(5.4%)の増加で 94234枚(前週:89432枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 5.9%(前週:4.6%)で 1.3%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 24.0%(前週:23.6%)で 0.4%の増加となりました。
ドル換算では22.0億$のロング、120.3億$のショートにより、98.3億$の売越しという事になります。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 1751枚の増加で 124871枚(前週:123120枚)、ショートは前週比 1369枚の増加で 20393枚(前週:19024枚)。この結果、売買比は買越しを僅かに拡大。買越し枚数は前週比 382枚の増加で 104478枚(前週:104096枚)。売買計は前週比 3120枚の増加で 145264枚(前週:142144枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 139434枚のロング、100064枚のショートにより 39370枚の買越し。総売買枚数は 239498枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で83.19円→82.86円と円高、前火曜→今火曜終値では83.19円→82.82円と円高、今火曜→今金曜では 82.82円→81.64円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では83.19円→81.64円と円高。と、雇用統計の結果による大幅下落も手伝い、3週連続の陰線引けとなりました。
先週末金曜日の雇用統計では発表時の振幅が82.55円→81.32円と久々に1円を超える大きなものとなりましたが、今回のロング増に加え更に大きなロング建玉も積み増しされたのではないでしょうか。先週も書きましたがレートから見た例年のアノマリでは、年度末まで円安・新年度から円高攻勢となりがちであり、アノマリ通りの反転模様と言った風情ですが、売買枚数が投機的レベルの10万枚に肉薄しているところに若干の胡散臭さも感じられ、引き続きよう観察ですね。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 5802枚(17.0%)の増加で 39835枚(前週:34033枚)、ショートは前週比 -3847枚(-3.1%)の減少で 119315枚(前週:123162枚)。ロング増ショート減の結果、売買比は売り越しを縮小。売り越し枚数は前週比 -9649枚(-10.8%)の減少で 79480枚(前週:89129枚)となりました。売買計は 1955枚(1.2%)の増加で 159150枚(前週:157195枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の16.1%(前週:14.4%)、ショートはIMM全ショート枚数の36.0%(前週:37.0%)となりました。
金額換算では65.9億$のロング、197.4億$のショートにより、131.5億$の売り越しという事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3319→1.3342とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.3319→1.3235とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.3235→1.3095とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3319→1.3095とユーロ安となっております。
今回は売買枚数的にはロング増ショート減と、年初からの路線に復帰となりましたが、レートとしては先々週金曜日よりユーロ安となりました。先回のロングショート双方の大量減少は期末調整による可能性が濃厚だったようで、先々週末は無理矢理にも1.33ミドルで週引けとしましたが、先週は下落一途となり、先週-チャート的には3月初頭を頂点とした三尊(五尊)の右肩の行方が気になるところと書いたように、やはり三尊だった可能性が高いようですね。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 11100枚(4.7%)の増加で 248033枚(前週:236933枚)、ショートは前週比 -1143枚(-0.3%)の減少で 331442枚(前週:332595枚)。この結果、売買比は売り越しを縮小。売り越し枚数は前週比 -12243枚(-12.8%)の減少で 83419枚(前週:95662枚)。売買計は前週比 9957枚(1.7%)の増加で 579485枚(前週:569528枚)となりました。
ドル換算では、284.6億$のロング、457.8億ドルのショートにより、173.2億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
個別に見た場合、先回の減少一色からロング増ショート減の年初来路線に戻ってきたような様相を呈しており、豪ドル以外の全ての通貨でロング増加となっており、ショートも豪ドルとNZドル以外はごく僅かな変動ですが、豪ドルのショートが大きく増加したのに対しNZドルのショートは大きく減少というのは同じオセアニア通貨なのに好対照です。また増減
4月 8 2012
CFTC IMMポジション(4/3集計-4/6公表分)
資料ダウンロード 『4/3集計-4/6公表のIMMポジション』 → IMM_20120403.pdf (計4p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 3658枚(33.5%)の増加で 14563枚(前週:10906枚)、ショートは前週比 1144枚(1.5%)の増加で 79671枚(前週:78527枚)。前週の売買逆転から再度一転のロング増、そしてショート増の結果、売買比は売り越しを僅かに縮小。売越し枚数は前週比 -2514枚(-3.7%)の減少で 65108枚(前週:67622枚)。売買計は前週比 4802枚(5.4%)の増加で 94234枚(前週:89432枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 5.9%(前週:4.6%)で 1.3%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 24.0%(前週:23.6%)で 0.4%の増加となりました。
ドル換算では22.0億$のロング、120.3億$のショートにより、98.3億$の売越しという事になります。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 1751枚の増加で 124871枚(前週:123120枚)、ショートは前週比 1369枚の増加で 20393枚(前週:19024枚)。この結果、売買比は買越しを僅かに拡大。買越し枚数は前週比 382枚の増加で 104478枚(前週:104096枚)。売買計は前週比 3120枚の増加で 145264枚(前週:142144枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 139434枚のロング、100064枚のショートにより 39370枚の買越し。総売買枚数は 239498枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で83.19円→82.86円と円高、前火曜→今火曜終値では83.19円→82.82円と円高、今火曜→今金曜では 82.82円→81.64円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では83.19円→81.64円と円高。と、雇用統計の結果による大幅下落も手伝い、3週連続の陰線引けとなりました。
先週末金曜日の雇用統計では発表時の振幅が82.55円→81.32円と久々に1円を超える大きなものとなりましたが、今回のロング増に加え更に大きなロング建玉も積み増しされたのではないでしょうか。先週も書きましたがレートから見た例年のアノマリでは、年度末まで円安・新年度から円高攻勢となりがちであり、アノマリ通りの反転模様と言った風情ですが、売買枚数が投機的レベルの10万枚に肉薄しているところに若干の胡散臭さも感じられ、引き続きよう観察ですね。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 5802枚(17.0%)の増加で 39835枚(前週:34033枚)、ショートは前週比 -3847枚(-3.1%)の減少で 119315枚(前週:123162枚)。ロング増ショート減の結果、売買比は売り越しを縮小。売り越し枚数は前週比 -9649枚(-10.8%)の減少で 79480枚(前週:89129枚)となりました。売買計は 1955枚(1.2%)の増加で 159150枚(前週:157195枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の16.1%(前週:14.4%)、ショートはIMM全ショート枚数の36.0%(前週:37.0%)となりました。
金額換算では65.9億$のロング、197.4億$のショートにより、131.5億$の売り越しという事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3319→1.3342とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.3319→1.3235とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.3235→1.3095とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3319→1.3095とユーロ安となっております。
今回は売買枚数的にはロング増ショート減と、年初からの路線に復帰となりましたが、レートとしては先々週金曜日よりユーロ安となりました。先回のロングショート双方の大量減少は期末調整による可能性が濃厚だったようで、先々週末は無理矢理にも1.33ミドルで週引けとしましたが、先週は下落一途となり、先週-チャート的には3月初頭を頂点とした三尊(五尊)の右肩の行方が気になるところと書いたように、やはり三尊だった可能性が高いようですね。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 11100枚(4.7%)の増加で 248033枚(前週:236933枚)、ショートは前週比 -1143枚(-0.3%)の減少で 331442枚(前週:332595枚)。この結果、売買比は売り越しを縮小。売り越し枚数は前週比 -12243枚(-12.8%)の減少で 83419枚(前週:95662枚)。売買計は前週比 9957枚(1.7%)の増加で 579485枚(前週:569528枚)となりました。
ドル換算では、284.6億$のロング、457.8億ドルのショートにより、173.2億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
個別に見た場合、先回の減少一色からロング増ショート減の年初来路線に戻ってきたような様相を呈しており、豪ドル以外の全ての通貨でロング増加となっており、ショートも豪ドルとNZドル以外はごく僅かな変動ですが、豪ドルのショートが大きく増加したのに対しNZドルのショートは大きく減少というのは同じオセアニア通貨なのに好対照です。また増減
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 通貨先物 取組 IMMポジション CFTC CME ドル 投機筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し 円高 円安 日銀 金利 FOMC ADP ISM 雇用統計 欧州 ギリシャ 総選挙 QE3 緩和 緊縮