CFTC IMMポジション(6/19集計-6/22公表分)

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IMM_20120619_ページ_1【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 6558枚(17.2%)の増加で 44740枚(前週:38182枚)、ショートは前週比 3728枚(14.4%)の増加で 29603枚(前週:25875枚)。2週連続双方増の結果、売買比は買越しを3週連続拡大。買越し枚数は前週比 2830枚(23.0%)の増加で 15137枚(前週:12307枚)。売買計は前週比 10286枚(16.1%)と3週連続の拡大で 74343枚(前週:64057枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 19.6%(前週:22.5%)で -2.9%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 7.9%(前週:5.8%)で 2.1%の増加となりました。
ドル換算では71億ドルのロング、47億ドルのショートにより、24億ドルの買越し、118億ドルの売買計という事になります。

【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 -51793枚の減少で 61597枚(前週:113090枚)、ショートは前週比 46841枚の減少で 62271枚(前週:109112枚)。この結果、売買比はボーダーライン上での動きとなり今回は前週比 4952枚の増加から 674枚の買越し(前週:4278枚の売越し)。売買計は前週比 -98634枚の減少で 123868枚(前週:222502枚)となりました。

投機筋+実需筋の合計では 106337枚のロング、91874枚のショートにより 14463枚の買越し。総売買枚数は 198211枚と言うことになりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で79.55円→78.72円と円高、前火曜→今火曜終値では79.55円→78.98円と円高、今火曜→今金曜では 78.98円→80.40円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では79.55円→80.40円と円安。8週間ぶりの80円台での引けとなりました。

投機筋の動向、それも買越しの増加だけを見て「ロングに傾倒」といった表現が目立ちますが、投機筋では売買とも増加(=加熱化)している点、及び実需筋では売買とも半減に近い大幅な減少(=沈静化)をしている点には要注意かと思われます。
投機筋/実需筋の数字は往々にして反対売買のような構成となりますが、今回の売買バランスやドル円が80円台で引けたことを含め多少投機的な値動きを感じます。

IMM_20120619_ページ_2【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 15204枚(38.7%)の増加で 54449枚(前週:39245枚)、ショートは前週比 -38917枚(-16.6%)の減少で 195515枚(前週:234432枚)。大幅なロング増ショート減の結果、売買比は売り越しを大きく縮小。売り越し枚数は前週比 -54121枚(-27.7%)の減少で 141066枚(前週:195187枚)となりました。売買計は -23713枚(-8.7%)の減少で 249964枚(前週:273677枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の23.9%(前週:23.1%)、ショートはIMM全ショート枚数の52.1%(前週:52.2%)と過半数越え継続中となりました。
金額換算では86億ドルのロング、310億ドルのショートにより、224億ドルの売り越し、売買計は396億ドルという事になります。

レー ト変化では、前火曜→前金曜終値で 1.2504→1.2657とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.2504→1.2687とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.2687→1.2571とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.2504→1.2571とユーロ高となっております。

材料出尽くしか諦めか、ショートの手仕舞いと買い戻しと思われるような枚数変化ですが、ショート占有率は変わらず過半数を超えており、対ユーロとしてのショートは減少していてもIMM全体から見れば、まだまだもっとも売られている通貨と言えます。

IMM_20120619_ページ_3【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 58237枚(34.3%)の増加で 228038枚(前週:169801枚)、ショートは前週比 -73221枚(-16.3%)の減少で 375597枚(前週:448818枚)。この結果、売り越し枚数は前週比 -131458枚(-47.1%)で 147559枚(前週:279017枚)と、半減に近い売り越し減少。売買計は前週比 -14984枚(-2.5%)の減少で 603635枚(前週:618619枚)となりました。

ドル換算では、292.8億ドルのロング、515.9億ドルのショートにより、223.1億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。

左のグラフからも、今回の反騰(ロング増ショート減)が読み取れますが、その大きな原因は前述の対ユーロを筆頭に、ポンド・豪ドル・フランがいずれもロング増ショート減となり、対円も双方増ながらロング増優勢、NZドルは双方減ながらショート減優勢と、加ドル以外全ての通貨でロング優勢となったことにあります。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は ユーロ・円・豪ドル。ショートベスト3はユーロ・ポンド・豪ドルとなっております。

ギリシャ総選挙による不安材料出尽くしと見るのが順当なのかも知れませんが、ギリシャにしてもスペインにしても一筋縄ではいかない国であることも確かなのでこれからもまだまだ問題は噴出することになると思います。数字だけは順風満帆な出直しのように見えますが、狼少年の正体を見えた時を狙っての戻りと考えることにも一考の余地はあるのではないでしょうか。

データ参照先:CFTC Historical Compressed

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