資料ダウンロード 『8/14集計-8/17公表のIMMポジション』 → IMM_20120814.pdf (計5p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 100枚(0.2%)の増加で 55983枚(前週:55883枚)、ショートは前週比 -3065枚(-10.8%)の減少で 25279枚(前週:38344枚)。ロングは5週連続増加、ショートは猫の目増減の結果、売買比は買越しを拡大。 買越し枚数は前週比 3165枚(11.5%)の増加で 30704枚(前週:27539枚)。売買計は前週比 -2965枚(-3.5%)の減少で 81262枚(前週:84227枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 17.5%(前週:19.2%)で -1.7%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 7.5%(前週:8.5%)で -0.9%の減少となりました。
ドル換算では89億ドルのロング、40億ドルのショートにより、49億ドルの買越し、129億ドルの売買高という事になりました。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 1936枚の増加で 71053枚(前週:69117枚)、ショートは前週比 1663枚の増加で 87076枚(前週:85413枚)。この結果、売買比は売越しを僅かに縮小。売越し枚数は前週比 273枚の減少で 16023枚(前週:16296枚)。売買計は前週比 3599枚の増加で 158129枚(前週:154530枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 127036枚のロング、112355枚のショートにより 14681枚の買越し。総売買枚数は 239391枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で78.58円→78.25円と円高、前火曜→今火曜終値では78.58円→78.72円と円安、今火曜→今金曜では 78.72円→79.55円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では78.58円→79.55円と円安。5週ぶりの79円台での引けとなりました。
この季節のアノマリとして例年は円高傾向となるものが、停滞はしたものの底堅く推移し、むしろ上昇を狙っていると言ったところも注目点かも知れません。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 -3590枚(-7.7%)の減少で 43152枚(前週:46742枚)、ショートは前週比 2509枚(1.4%)の増加で 180962枚(前週:178453枚)。4週連続のロング増ショート減が両反転の結果、売買比は売り越しを拡大。売り越し枚数は 前週比 6099枚(4.6%)の増加で 137810枚(前週:131711枚)となりました。売買計は -1081枚(-0.5%)の減少で 224114枚(前週:225195枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の13.5%(前週:16.1%)、ショートはIMM全ショート枚数の54.0%(前週:53.5%)と、相変わらずの過半数越え継続となりました。
金額換算では66億ドルのロング、279億ドルのショートにより、212億ドルの売り越し、売買計は345億ドルという事になります。
【対ユーロ】商業ポジション(実需筋)
ロ ングは前週比 3418枚の増加で 241859枚(前週:238441枚)、ショートは前週比 -573枚の減少で 73974枚(前週:74547枚)。この結果、売買比は買越しを拡大し継続。買越し枚数は 前週比 3991枚の増加で 167885枚(前週:163894枚)となりました。売買計は 2845枚の増加で 315883枚(前週:312988枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 285011枚のロング、254936枚のショートにより 30075枚の買越し。総売買枚数は 539947枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.2397→1.2289とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.2397→1.2318とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.2318→1.2333とユーロ高、2週通算の前火曜→今金曜では 1.2397→1.2333と、前回の若干失速気味から僅かに持ち直しとなっております。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 28578枚(9.8%)の増加で 319371枚(前週:290793枚)、ショートは前週比 549枚(0.2%)の増加で 335100枚(前週:334551枚)。この結果、売り越し枚数は前週比 -28029枚(-64.1%)の減少で 15729枚(前週:43758枚)とイーブンも目前に大きく減少。売買計は前週比 29127枚(4.5%)の増加で 654471枚(前週:625344枚)となりました。
ドル換算では、378.9億ドルのロング、455.8億ドルのショートにより、76.9億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
グラフを見れば一目瞭然の通り、直線的なロング増により売越し減少が更に進みましたが、先週同様にロング増と共にショートも伸び、夏休みも何処吹く風に活況度合いは上昇と言った形です。
特筆する大きな動きはありませんが、ユーロ・ポンドがいずれも先週の反対ポジションとなり、豪ドル・加ドルでのロング増傾向は継続と言ったところが今回の数字の概況となります。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・円・加ドル。ショートベスト3はユーロ・豪ドル・ポンドとなっております。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
資料ダウンロード 『8/14集計-8/17公表のIMMポジション』 → IMM_20120814.pdf (計5p)をダウンロード
・P1:対円投機筋ポジションデータと推移グラフ
・P2:対ユーロ投機筋ポジションデータと推移グラフ
・P3:IMM取り扱い通貨ポジションデータと推移グラフ
・P4:対円投機筋+実需筋ポジションデータと推移グラフ
・P5:対ユーロ投機筋+実需筋ポジションデータと推移グラフ
なお、多くのIMM解説サイトでは火曜集計データであるIMM売買動向に対し、週末金曜締めの為替レートのみ参考掲載としてますが、締め日を合わせてこその 統計であり対比ではないか?と、IMM集計時点(=火曜締め)と週末金曜締めを双方共グラフ表示しているのは数多の公開サイトの中でも希有な特長と自負しております。
8月 26 2012
CFTC IMMポジション(8/21集計-8/24公表分)
資料ダウンロード 『8/21集計-8/24公表のIMMポジション』 →
IMM_20120821.pdf (計5p)をダウンロード
ロングは前週比 -12399枚(-22.1%)の減少で
43584枚(前週:55983枚)、ショートは前週比 7134枚(28.2%)の増加で
32413枚(前週:25279枚)。ロングは5週連続増加から一転の大量減、ショートは数量を増しての猫の目増減の結果、売買比は買越しを大きく縮小。 買越し枚数は前週比
-19533枚(-63.6%)の減少で 11171枚(前週:30704枚)。売買計は前週比 -5265枚(-6.5%)の減少で
75997枚(前週:81262枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 11.9%(前週:17.5%)で -5.6%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 9.8%(前週:7.5%)で 2.2%の増加となりました。
ドル換算では69億ドルのロング、51億ドルのショートにより、18億ドルの買越し、120億ドルの売買高という事になりました。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 7609枚の増加で 78662枚(前週:71053枚)、ショートは前週比 -20064枚の減少で
67012枚(前週:87076枚)。この結果、売買比は買越しに転換。買越し枚数は前週比 27673枚の増加で
11650枚(前週:16023枚)。売買計は前週比 -12455枚の減少で 145674枚(前週:158129枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 122246枚のロング、99425枚のショートにより 22821枚の買越し。総売買枚数は 221671枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で78.72円→79.55円と円安、前火曜→今火曜終値では78.72円→79.27円と円安、今火曜→今金曜では
79.27円→78.51円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では78.72円→78.51円と円高。先回5週ぶりに79円台で引けたのも束の間、再度78円ミドルでの週引けとなりました。
投機筋では12週連続買越し状態ですが、今回実需筋も5週ぶりの買越しとなった事が影響していると思われます。
ロングは前週比 2834枚(6.6%)の増加で
45986枚(前週:43152枚)、ショートは前週比 -11044枚(-6.1%)の減少で
169918枚(前週:180962枚)。ロング・ショートとも共に反転の結果、売買比は売り越しを縮小。売り越し枚数は 前週比
-13878枚(-10.1%)の減少で 123932枚(前週:137810枚)となりました。売買計は -8210枚(-3.7%)の減少で
215904枚(前週:224114枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の12.6%(前週:13.5%)、ショートはIMM全ショート枚数の51.3%(前週:54.0%)と、若干縮小しながらも過半数越え継続となりました。
金額換算では72億ドルのロング、265億ドルのショートにより、193億ドルの売り越し、売買計は337億ドルという事になります。
【対ユーロ】商業ポジション(実需筋)
ロ
ングは前週比 -9400枚の減少で 232459枚(前週:241859枚)、ショートは前週比 11042枚の増加で
85016枚(前週:73974枚)。この結果、売買比は買越しを縮小し継続。買越し枚数は 前週比 -20442枚の減少で
147443枚(前週:167885枚)となりました。売買計は 1642枚の増加で 317475枚(前週:315833枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 278445枚のロング、254934枚のショートにより 23511枚の買越し。総売買枚数は 533379枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で
1.2318→1.2333とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.2318→1.2470とユーロ高、今火曜→今金曜では
1.2470→1.2511とユーロ高、2週通算の前火曜→今金曜では
1.2318→1.2511と、反転著しい状況となっております。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比
45447枚(14.2%)の増加で 364818枚(前週:319371枚)、ショートは前週比 -3813枚(-1.1%)の減少で
331287枚(前週:335100枚)。この結果、売り越し枚数は前週比 -49260枚(-313.2%)の大量減少となり買越しへと転換、買い越し枚数は
33531枚(前週:-15729枚)となりました。売買計は前週比 41634枚(6.0%)の増加で
696105枚(前週:654471枚)となりました。
ドル換算では、420.1億ドルのロング、452.4億ドルのショートにより、32.3億ドルの買越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
なお、枚数では買越しですがドル換算では売越しとなるのは、売買比率と為替レートの偏り(低額通貨のロングより高額通貨のショートが勝る)によるものです。
グラフを見れば一目瞭然の通り、直線的なロング増により売越し減少が更に進みましたが、活況度合いの上昇と言うよりは拡散と言った状況に若干の注意が必要かも知れません。
また、豪ドルロングが著しい状況が続いていますが、遡って調べてみたところ本年2/28に初の10万枚超えを記録、本年8/14に当該最高枚数を更新したものを今回再更新しての歴代堂々1位の枚数となっております。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・加ドル・ユーロ/ポンドが同率3位。ショートベスト3はユーロ・豪ドル・ポンドとなっております。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
資料ダウンロード 『8/21集計-8/24公表のIMMポジション』 →
IMM_20120821.pdf (計5p)をダウンロード
・P1:対円投機筋ポジションデータと推移グラフ
・P2:対ユーロ投機筋ポジションデータと推移グラフ
・P3:IMM取り扱い通貨ポジションデータと推移グラフ
・P4:対円投機筋+実需筋ポジションデータと推移グラフ
・P5:対ユーロ投機筋+実需筋ポジションデータと推移グラフ
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 IMMポジション CFTC ドル 投機筋 実需筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し