CFTC IMMポジション(12/17付集計-12/20公開分)

 

先週はその前週金曜日に付けた年初来高値103.91円から103円付近まで反落してのスタートとなり、IMMポジション集計日を含む前半3日はFOMC睨みも含め103円前後を低迷しましたが、FOMCにてQEの終了が確実なものとなると一気に急騰、発表直後に104円台を達成した後は金曜深夜までじり高の展開となり、金曜深夜に104.62円と年初来高値を更新したあとは週末調整と言った週でしたが、今回のIMM集計はそんなFOMC睨みの低迷最中での集計となります。

12/17付IMM集計、対円では反転のロング増・反転のショート増の双方反転増となり、売り越しは再度13万枚台・売買計も17万台に復帰増。 対ユーロは3週連続のロング増・反転のショート減となり、買い越しは2.7万枚に増加・売買計も微増。

なお、IMM全体においては、拡大しきっての収縮のように見えますが、前週書いた”大きなレート変動”による物と思われます。

CFTC IMMポジション(12/17付集計-12/20公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131217.pdf

IMM_20131217_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20131217_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(12/17付集計-12/20公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131217.pdf

 

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