CFTC IMMポジション(3/11付集計-3/14公開分)

 

先週のドル円は下窓を空け、前週末の雇用統計発表以前の水準からスタートし反発も及ばず、雇用統計直後高値の更新はおろか前週終値水準を明確に上抜くことも出来ないまま足踏みを続け、週中盤からはじり安の展開となり、辛うじて101円前半を維持しての終了となりました。今回のIMM集計は序盤の足踏み状態から片足を踏み外した時点のものとなります。

3/11付IMM集計、対円では反転のロング減・4週連続のショート増とショートに大きく傾き、売り越しは10万枚目前まで増化・売買計も4週連続増。 対ユーロは5週連続のロング増・反転のショート減となり、買い越しは3週連続増・売買計は微減。
なお、IMM全体においては依然緩やかにロング方向へシフトかつ拡大が若干鈍ったような情況となりました。

CFTC IMMポジション(3/11付集計-3/14公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140311.pdf

IMM_20140311_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140311_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(3/11付集計-3/14公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140311.pdf

 

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