CFTC IMMポジション(3/18付集計-3/21公開分)

 

先週のドル円は前週末のウクライナ情勢の緊迫化からの下落を引きずった形で101円中盤スタート、前半は102円を上抜けなかったものの水曜日のNY時間に発表されたFOMC声明及びイエレン議長発言から102円台中盤にジャンプアップ、そのまま102円台前半を維持しての終了という形となりましたが、今回のIMM集計は序盤の102円トライもみ合い時点のものとなります。

3/18付IMM集計、対円では反転のロング増・5週ぶり反転のショート減から、売り越しは6万枚台に前週比4割減・売買計も減少。 対ユーロは6週連続のロング増・2週連続のショート減となり、買い越しは5週連続増・売買計は微減。
なお、IMM全体においては依然緩やかにロング方向へシフト中で売り越しも4万枚台と一挙に半減しました。

CFTC IMMポジション(3/18付集計-3/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140318.pdf

IMM_20140318_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140318_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(3/18付集計-3/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140318.pdf

 

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