CFTC IMMポジション(7/22付集計-7/25公開分)

 

先週のドル円は、チャート的には101.00-101.30円の下値抵抗帯を一旦諦め上値を追ったものの週末に至っても102円に到達せず・・・と言った形ですが、今週のIMM集計は前半の下値抵抗域から離陸し、上昇準備の踊り場にある時のものとなります。

7/22付IMM集計、対円では反転のロング増・2週連続のショート減から、売り越しは53916枚へ・売買計は77874枚と共に減少。 対ユーロは反転のロング減・2週連続のショート増から、売り越しは88823枚へ・売買計は205107枚と2013/10/29以来の20万枚台へと共に増化。IMM全体では、売り越しは48116枚へ・売買計も671778枚と共に増加し、Wトップのような形状を描いて再びショート方向への反転模様となりました。

CFTC IMMポジション(7/22付集計-7/25公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140722.pdf

IMM_20140722_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140722_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(7/22付集計-7/25公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140722.pdf

 

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