先週(8/4~8/8)の動向及び過去4週(7/14~8/8)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(8/11~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、その前週に発表の米GNPで日足ディセンディング・トライアングル・パターンから上抜けしたものの、全米雇用統計の不振もあり103円弱に位置する年初来の上値抵抗帯に阻まれ撤退を余儀なくされ、下値を日足ディセンディング・トライアングル・パターン斜辺上端へと位置した形となり、ここから再び反発なのか下降へ逆戻りなのかが注目されるところです。
(左図は年初来の日足チャート)
初日8/4(月)日経はマイナス寄り付きとなったもののまもなくしてプラスに転ずるとドル円も追随し堅調、しかし指したく材料もなく、102.50円を中心に終日約20銭幅でのレンジ。明けて8/5(火)も日経が弱含む中、ドル円は五十日の実需買いから中値に向けて上昇するが午後に発表されたRBAが豪ドル高を容認する内容となったため豪ドル買いドル売りの流れとなり102.46円付近まで軟化、欧州時間以降は欧州指標の内容からユーロ売りポンド買いドル買いの流れとなり、米長期金利上昇も後押しとなり、ドル円は102.71円付近まで上昇、ここにISM非製造業景の好結果が加わり、ドル円は102.91円付近まで上昇するが、シコルスキ・ポーランド外相からロシア軍はウクライナ侵略準備が出来ているとの発言が伝わると一斉にリスクオフからドル円は102.48円まで軟化。明けて8/6(水)前日からのウクライナ情勢懸念が重しとなり軟調な展開、欧州株も軟調となり102.30円付近を低迷していたNY午後、特段の材料もない中ドル円は102円付近のストップロスを巻き込み101.78円付近まで急落。明けて8/7(木)GPIF改革で日本株運用比率を20%超に引き上げとの一部報道で日経が急反発するとドル円もこれに追随し102.45円付近まで反発上昇、しかしNY時間に入ると再びウクライナ懸念材料などが散発、ドル円は102円付近まで押されて終了。最終日8/8(金)オバマ大統領のイラク支援姿勢が明確となり、リスク回避の円買いからドル円は101.61円付近まで下落、午後にBOJは現状維持を発表したが元から無風通過なのか下げ止まりの材料となったのかドル円は一応の下げ止まり、欧州時間後半からNYにかけては日経先物やダウ、また米長期金利の上昇などから堅調模様、NY午後にウクライナ国境付近でのロシア軍軍事演習終了などの報道も後押しとなり、102円付近に位置付けて1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0808.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(8/11~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY |
R2 |
103.58 |
~ |
104.12 |
R1 |
102.87 |
~ |
103.04 |
S1 |
101.46 |
~ |
101.30 |
S2 |
100.76 |
~ |
100.22 |
Fibonacci Zone EUR/USD |
R2 |
1.3491 |
~ |
1.3529 |
R1 |
1.3442 |
~ |
1.3454 |
S1 |
1.3343 |
~ |
1.3331 |
S2 |
1.3293 |
~ |
1.3256 |
■次週(8/11~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection |
USD/JPY |
High: |
102.50 |
Low: |
101.09 |
EUR/JPY |
High: |
137.06 |
Low: |
136.42 |
EUR/USD |
High: |
1.3422 |
Low: |
1.3323 |
GBP/JPY |
High: |
172.38 |
Low: |
169.59 |
GBP/USD |
High: |
1.6833 |
Low: |
1.6712 |
先週(8/4~8/8)の動向及び過去4週(7/14~8/8)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(8/11~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0808.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
8月 10 2014
先週(~2014/8/8)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(8/4~8/8)の動向及び過去4週(7/14~8/8)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(8/11~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、その前週に発表の米GNPで日足ディセンディング・トライアングル・パターンから上抜けしたものの、全米雇用統計の不振もあり103円弱に位置する年初来の上値抵抗帯に阻まれ撤退を余儀なくされ、下値を日足ディセンディング・トライアングル・パターン斜辺上端へと位置した形となり、ここから再び反発なのか下降へ逆戻りなのかが注目されるところです。
(左図は年初来の日足チャート)
初日8/4(月)日経はマイナス寄り付きとなったもののまもなくしてプラスに転ずるとドル円も追随し堅調、しかし指したく材料もなく、102.50円を中心に終日約20銭幅でのレンジ。明けて8/5(火)も日経が弱含む中、ドル円は五十日の実需買いから中値に向けて上昇するが午後に発表されたRBAが豪ドル高を容認する内容となったため豪ドル買いドル売りの流れとなり102.46円付近まで軟化、欧州時間以降は欧州指標の内容からユーロ売りポンド買いドル買いの流れとなり、米長期金利上昇も後押しとなり、ドル円は102.71円付近まで上昇、ここにISM非製造業景の好結果が加わり、ドル円は102.91円付近まで上昇するが、シコルスキ・ポーランド外相からロシア軍はウクライナ侵略準備が出来ているとの発言が伝わると一斉にリスクオフからドル円は102.48円まで軟化。明けて8/6(水)前日からのウクライナ情勢懸念が重しとなり軟調な展開、欧州株も軟調となり102.30円付近を低迷していたNY午後、特段の材料もない中ドル円は102円付近のストップロスを巻き込み101.78円付近まで急落。明けて8/7(木)GPIF改革で日本株運用比率を20%超に引き上げとの一部報道で日経が急反発するとドル円もこれに追随し102.45円付近まで反発上昇、しかしNY時間に入ると再びウクライナ懸念材料などが散発、ドル円は102円付近まで押されて終了。最終日8/8(金)オバマ大統領のイラク支援姿勢が明確となり、リスク回避の円買いからドル円は101.61円付近まで下落、午後にBOJは現状維持を発表したが元から無風通過なのか下げ止まりの材料となったのかドル円は一応の下げ止まり、欧州時間後半からNYにかけては日経先物やダウ、また米長期金利の上昇などから堅調模様、NY午後にウクライナ国境付近でのロシア軍軍事演習終了などの報道も後押しとなり、102円付近に位置付けて1週間を終了。
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■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(8/11~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(8/11~)用 主要通貨のTD Range Projection
先週(8/4~8/8)の動向及び過去4週(7/14~8/8)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(8/11~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
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第1回:PIVOTという概念
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経