CFTC IMMポジション(11/18付集計-11/21公開分)

 

先週のドル円は、週初こそ日経の軟調などから116円を割り込む押し目を作りましたが以後は淡々と上昇、11/20(木)には118.97円と119円を目前にしたところで米債利回り下落などに水を差され118円を割り込んだものの、そのままのレベルで1週間を終了しました。今週のIMM集計は週前半の反発時期のものとなります。

11/18付IMM集計、対円では反転のロング減・3周連続のショート増から、売り越しは92454枚へと約0.2万枚・売買計も185678枚へと約0.5万枚の増加。 対ユーロは反転のロング減・反転のショート減の双反転から、売り越しは168730枚へと約0.5万枚の増・売買計も284826へと微増。IMM全体では売り越しは364495枚へ・売買計は779305枚へと共に微増となり、5週ほど前を両底にした収縮からのショート方向に偏りながらの拡大模様が継続しております。

CFTC IMMポジション(11/18付集計-11/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401118.pdf

 

IMM_201401118_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_201401118_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(11/18付集計-11/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401118.pdf

 

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