2月 21 2015
CFTC IMMポジション(2/17付集計-2/20公開分)
ギリシャ債務協議の打ち切りに端を発したリスク回避の動きに始まり、一部メディアによる協議再開の憶測記事やFOMCでのタカ派より内容期待からリスクオンへと転じ、ハト派内容に終わったFOMCやギリシャ債務協議再開困難情況から再びリスクオフと、先週もギリシャに振り回された感がありますが、今回の集計は週初のリスクオン発動途上のものとなります。
2/17付IMM集計、対円では2週連続のロング増・7週連続のショート減から、売り越しは2012年11月以来の5万枚割れとなる49091枚へ減・売買計は111629枚へと約0.5万枚の増。 対ユーロは4週連続のロング減・2週連続のショート減から、売り越しは185582枚へと約0.9万枚の減・売買計は279932枚へと約0.9万枚の減。IMM全体では売り越しは361941枚と約2.5万枚の減・売買計は708805枚と約0.5万枚の増となり、全体の傾向としてはロング・ショート共小幅な浮沈を繰り返し横ばい状態となっています。
CFTC IMMポジション(2/17付集計-2/20公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150217.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(2/17付集計-2/20公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150217.pdf
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2月 22 2015
先週(~2015/2/20)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週前半はギリシャ債務協議打ち切りのリスクオフ、中盤は協議再開観測とFOMCでの鷹派発言期待でリスクオン、そして後半は再開困難とFOMCでのハト派発言で意気消沈の軟化とギリシャに振り回された週となりましたが、終わってみれば未だ3週前から続く4時間上昇チャネル内でのほぼ中央、加えて2週前からの下降チャネル上端と、頭を突破すれば120円復帰期待、頭を押さえられれば118円割れも視野と、次週も上下に約1円の値幅が想定できると言う事になります。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0220.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(2/23~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(2/23~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(2/16~2/20)の動向及び過去4週(1/26~2/20)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/23~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0220.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経