先週(3/2~3/6)の動向及び過去4週(2/9~3/6)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(3/9~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週=3月第1週は月初の重要指標目白押しでもありましたが前週の米コアインフレ率上昇やGDP改定値の予想越えから利上げの明言はなくともドルに関してはリスクオン、対してユーロは金利差拡大懸念から上値が重く、最終日の雇用統計が決定打となりドル高ユーロ安の展開となりました。
先々週来このBlogで書いていた4時間チャート(左図)でのチャネル上限を突破し見事に120円復帰に留まらず、121円乗せをも達成したドル円ですが、今後は今週追加しておいた仮想線タッチを目指すのでしょうか。
初日3/2(月)前週末の中国人民銀行による利下げ等の緩和策や米長期金利上昇を材料に、ドル円は朝方から120円目前まで上昇したが日経が19000円目前で足踏みをするとドル円もそれに連れて伸び悩み、NY時間に発表の各種指標ではISM製造業が若干曇った内容ではあったがそれをものとせずリスクオン機運から120円を回復。明けて3/3(火)前日の流れから一旦は120.26円付近まで上値を追ったが、日経が前日比マイ転となると期待が大きかった反動からか119.90円付近まで反落、更に本田内閣官房参与の追加緩和自粛意向が報じられるとドル円は119.65円付近まで更に下値を拡大。明けて3/4(水)ADP雇用統計・1SM非製造業・ベージュブックと重要指標3点セットを控え市場は119.50-75円の小幅なレンジに収支、指標結果はこれまた順当な内容であったためレンジを継続。明けて3/5(木)マイナススタートした日経がプラ転するとドル円も前日レンジを上抜け119.84円付近まで上昇、欧州時間に入ると深夜のドラギECB総裁会見を待たず緩んできたユーロの反対売買や米長期金利上昇などからドル円は更に買われ120円台を回復、ドラギ総裁会見時ドル円は120円を挟んで上下に振れたが地合いの良さから120円越を維持。最終日3/6(金)東京時間は日経の堅調に支えられながらも深夜の雇用統計を前に動意は薄い展開、しかし欧州時間に入るとECBによるQEの長期化観測からユーロが売られ始め、ユーロはついに1.1を割る展開へ、そうした中発表された雇用統計は予想を大きく上回るものとなり、121.28円付近まで年初来高値となる急騰、しかしその後ダウの軟調や日経先物の下落などから120円台に反落したものの120.72円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0306.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(3/9~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY |
R2 |
122.34 |
~ |
123.06 |
R1 |
121.39 |
~ |
121.61 |
S1 |
119.49 |
~ |
119.26 |
S2 |
118.54 |
~ |
117.81 |
|
|
|
|
Fibonacci Zone EUR/USD |
R2 |
1.1374 |
~ |
1.1526 |
R1 |
1.1175 |
~ |
1.1222 |
S1 |
1.0777 |
~ |
1.0730 |
S2 |
1.0578 |
~ |
1.0426 |
■次週(3/9~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection |
USD/JPY |
High: |
121.93 |
Low: |
120.03 |
EUR/JPY |
High: |
137.13 |
Low: |
134.58 |
EUR/USD |
High: |
1.1044 |
Low: |
1.0646 |
GBP/JPY |
High: |
183.24 |
Low: |
179.82 |
GBP/USD |
High: |
1.5243 |
Low: |
1.4836 |
先週(3/2~3/6)の動向及び過去4週(2/9~3/6)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(3/9~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0306.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
3月 8 2015
先週(~2015/3/6)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(3/2~3/6)の動向及び過去4週(2/9~3/6)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(3/9~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週=3月第1週は月初の重要指標目白押しでもありましたが前週の米コアインフレ率上昇やGDP改定値の予想越えから利上げの明言はなくともドルに関してはリスクオン、対してユーロは金利差拡大懸念から上値が重く、最終日の雇用統計が決定打となりドル高ユーロ安の展開となりました。
先々週来このBlogで書いていた4時間チャート(左図)でのチャネル上限を突破し見事に120円復帰に留まらず、121円乗せをも達成したドル円ですが、今後は今週追加しておいた仮想線タッチを目指すのでしょうか。
初日3/2(月)前週末の中国人民銀行による利下げ等の緩和策や米長期金利上昇を材料に、ドル円は朝方から120円目前まで上昇したが日経が19000円目前で足踏みをするとドル円もそれに連れて伸び悩み、NY時間に発表の各種指標ではISM製造業が若干曇った内容ではあったがそれをものとせずリスクオン機運から120円を回復。明けて3/3(火)前日の流れから一旦は120.26円付近まで上値を追ったが、日経が前日比マイ転となると期待が大きかった反動からか119.90円付近まで反落、更に本田内閣官房参与の追加緩和自粛意向が報じられるとドル円は119.65円付近まで更に下値を拡大。明けて3/4(水)ADP雇用統計・1SM非製造業・ベージュブックと重要指標3点セットを控え市場は119.50-75円の小幅なレンジに収支、指標結果はこれまた順当な内容であったためレンジを継続。明けて3/5(木)マイナススタートした日経がプラ転するとドル円も前日レンジを上抜け119.84円付近まで上昇、欧州時間に入ると深夜のドラギECB総裁会見を待たず緩んできたユーロの反対売買や米長期金利上昇などからドル円は更に買われ120円台を回復、ドラギ総裁会見時ドル円は120円を挟んで上下に振れたが地合いの良さから120円越を維持。最終日3/6(金)東京時間は日経の堅調に支えられながらも深夜の雇用統計を前に動意は薄い展開、しかし欧州時間に入るとECBによるQEの長期化観測からユーロが売られ始め、ユーロはついに1.1を割る展開へ、そうした中発表された雇用統計は予想を大きく上回るものとなり、121.28円付近まで年初来高値となる急騰、しかしその後ダウの軟調や日経先物の下落などから120円台に反落したものの120.72円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0306.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(3/9~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(3/9~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(3/2~3/6)の動向及び過去4週(2/9~3/6)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(3/9~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0306.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, TD Range Projection, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経