4月 5 2015
先週(~2015/4/3)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(3/30~4/3)の動向及び過去4週(3/9~4/3)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(4/6~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週は期末(月末)と期首(月初)をまたぎ、更には重要指標目白押しながら最終日雇用統計以降はイースター入りと、変化に富む動きが予測されましたが、終わってみれば絵に描いたようにそれらを具現化した週となりました。(と、これが先に読めたのなら爆益なんでしょうが、なかなかそうもいかず右往左往一喜一憂が常なんですよね。)
さて、来週の動き予想ですが週初から米雇用統計評価が試され、翌4/7(火)にギリシャがIMFへ4億5千万€の返済期限を迎え、同日のRBAでは利下げ懸念もあり、これらが不安材料としてどれほどの動きとなるかが試金石と言ったところでしょうか。
その他、米の利上げ時期、ECBのQE、原油価格動向、ウクライナ情況は地合いとして何かしらのコメントがことさらに取り上げられて重要視され・・・という常套手段に注意するのはいつもと変わりません。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0403.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(4/6~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 120.99 | ~ | 121.61 |
R1 | 120.17 | ~ | 120.36 |
S1 | 118.53 | ~ | 118.33 |
S2 | 117.71 | ~ | 117.08 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.1217 | ~ | 1.1337 |
R1 | 1.1060 | ~ | 1.1097 |
S1 | 1.0746 | ~ | 1.0709 |
S2 | 1.0589 | ~ | 1.0469 |
■次週(4/6~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 119.66 | Low: | 118.02 |
EUR/JPY | High: | 132.92 | Low: | 128.42 |
EUR/USD | High: | 1.1156 | Low: | 1.0842 |
GBP/JPY | High: | 177.92 | Low: | 176.18 |
GBP/USD | High: | 1.5032 | Low: | 1.4827 |
先週(3/30~4/3)の動向及び過去4週(3/9~4/3)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(4/6~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0403.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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4月 12 2015
CFTC IMMポジション(4/7付集計-4/10公開分)
先週のドル円は前週末に発表の雇用統計で118円台まで大きく落ち込んだところからのスタートとなりましたが、FRBによる年内利上げ観測や週次雇用統計の改善、また日経の2万円台回復に向けた株高円安効果かドル円としては120円台後半まで反発上昇一途となりました。今回の集計は週初の反発第一波で120円台回復頃のものとなります。
4/7付IMM集計、対円では2週連続のロング増・反転のショート増から、売り越しは24449枚と約0.05万枚の増・売買計は131089枚へと約1.8万枚の増。
対ユーロは4週連続のロング減・2週連続のショート減から、売り越しは215258枚と約1.1万枚の減・売買計も294146枚へと約1.6万枚の減とは言え共に変わらず最多レベル。
IMM全体では売り越しは338410枚と約0.2万枚の増・売買計は814630枚と約2.6万枚の増となり、全体の傾向としては先週までの縮小から共に反発と言った模様。
CFTC IMMポジション(4/7付集計-4/10公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150407.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(4/7付集計-4/10公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150407.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し