2月 15 2015
CFTC IMMポジション(2/10付集計-2/13公開分)
サプライズの雇用統計翌週は、初日月曜日こそ軟化したものの前半は上昇を継続し雇用統計での上昇同等を積み増し、ところが週後半に日銀内で円安を懸念との報道から値崩れ、しかし積み増し分は落としても雇用統計高値レベルは維持と言った流れでしたが、今回の集計は週初の上昇途上のものとなります。
2/10付IMM集計、対円では反転のロング増・6週連続のショート減から、売り越しは55124枚へと約0.4万枚の減・売買計は106892枚へと約0.4万枚の減。 対ユーロは3週連続のロング減・反転のショート減から、売り越しは194641枚へと約0.2万枚の減・売買計は289075枚へと約0.3万枚の減。IMM全体では売り越しは386569枚と約0.5万枚の減・売買計は703839枚と約2.6万枚の減となり、全体の傾向としてはロング・ショート共小幅な浮沈を繰り返し横ばい状態となっています。
CFTC IMMポジション(2/10付集計-2/13公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150210.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(2/10付集計-2/13公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150210.pdf
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2月 15 2015
先週(~2015/2/13)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週前半は前週の雇用統計サプライズを引き継いだ上昇を見せましたが、後半には日銀の円安懸念が取り沙汰され週前半の上昇分は帳消し、行って来いな相場と成った週でしたが、先週書いた「(雇用統計急騰も)括弧4時間足レベルでは戻り調整未完」に関しては戻し完了と見て良いのではないでしょうか。
・・・と言うことは現状この4時間チャネル内でのほぼ中央なので、上にも下にも約1.5円の上昇下降余地があると言う事になります。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0213.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(2/16~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(2/16~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(2/9~2/13)の動向及び過去4週(1/19~2/13)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/16~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0213.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経