12月 21 2014
先週(~2014/12/19)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(12/15~12/19)の動向及び過去4週(11/24~12/19)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(12/22~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
122円を付けられないまま119円を割るレベルで週を超え調整入りを否めない情況から始まった先週のドル円は、原油安~株安の連鎖安の反動による円買いに押され早々から116円を割ることになり調整入りを確定的なものしたかと思えば、その翌日のFOMC以降はV字反発。終わってみれば119円中盤とむしろ週足陽線となり、調整なのか単に押し目だったのか解らないような情況の週となりました。
初日12/15(月)早朝こそ118円を割りこんだが日銀短観を難なくこなしたあとは日経の下げ幅縮小とも相まって119円台に復帰、欧州入り後日経先物の下落から118.15円付近まで押されたが日銀のETF買い入れが発表されると、これを好感して118円台後半まで反発、しかしNY時間に入り指標悪化やダウの前日比マイナスなどから再び118円を割り込み117円台前半まで押されたが、反発もあり117円台後半で終了。明けて12/16(火)動意少なく終日小幅な値動きに終始していたが、欧州時間に入り原油価格が54ドル台まで落ち込むと欧州株が軒並み連れ安となり、この連鎖からリスク回避の円買いへの流れとなり116円前半で多少もんだ後116円を割り込むと115.55円まで大きく雪崩落ち、さすがに売られすぎ感からかNY時間にはダウの堅調も手伝い117円中盤まで反発、しかしNY終了間際にダウが失速するとドル円も連れ安となり再び116.57円付近まで急落。明けて12/17(水)日経がプラスを回復したことを機にドル円も反発色となり午前中には117円台を回復、しかし原油安の懸念とFOMCの期待とが交錯して市場は様子見となり一進一退の動き、NY午後に行われたFOMC議事録公表とイエレン議長会見からその解釈を巡り一旦は117円を割り込んだが即座に反発を開始し結果的に118.70円付近まで上昇。明けて12/18(木)日経の上昇や前日のNYの機運から基調は反発だが原油安がブレーキとなりじり高な展開、欧州時間以降は若干原油も反発となったが資源国通貨の買い戻しにドルが使われ結果トントン。NY時間に発表の新規失業保険やフィリー指数等を通過した後は安心感から119円台を回復。最終日12/19(金)BOJでのサプライズはなく現状維持となったことから前日からのじり高が継続、NY時間に米債利回りの低下から一時119円を割り込んだが週末調整はこれを下げすぎと判断したか午後からは反発、そのまま119円台中盤で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1219.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(12/22~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 122.27 | ~ | 123.82 |
R1 | 120.25 | ~ | 120.73 |
S1 | 116.20 | ~ | 115.72 |
S2 | 114.17 | ~ | 112.63 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.2686 | ~ | 1.2819 |
R1 | 1.2512 | ~ | 1.2553 |
S1 | 1.2164 | ~ | 1.2123 |
S2 | 1.1990 | ~ | 1.1857 |
■次週(12/22~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 121.59 | Low: | 117.54 |
EUR/JPY | High: | 151.28 | Low: | 147.36 |
EUR/USD | High: | 1.2397 | Low: | 1.2049 |
GBP/JPY | High: | 189.78 | Low: | 184.16 |
GBP/USD | High: | 1.5704 | Low: | 1.5465 |
先週(12/15~12/19)の動向及び過去4週(11/24~12/19)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(12/22~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1219.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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12月 23 2014
MT4 どうする?(その3)
来年3月13日(金)の営業時間終了と同時にサービス終了となる私のメインMT4口座、YJFX! MT4 (旧CyberAgent MT4) の代替になる口座を探しているってぇコンテンツのその3です。今日はワールドワイドにグローバルなFX事業を展開し、いわゆる「クソポジチェッカー(笑)」など、FXには珍しい「板」も提供しているOANDAのことを。
「OANDA MT4」などでググると2つ出てくることに気がつくと思います。
ひとつは本家である OANDA (fxtrade.oanda.com) もう一つはその日本法人である OANDA Japanです。
OANDA JAPANは当初からOANDAの日本法人として設立されたのではなく、「My外貨」のブランドでFX事業を行っていた株式会社My外貨が、2010年10月に OANDA Corporation(NY/USA)を割当先とする第三者割当増資にてOANDAの連結子会社となり、OANDAのグローバルブランドである 「OANDA fxTrade 」 の日本リリースにあわせ、2011年8月21日付けでOANDA Japan株式会社に社名変更をしたものになります。
かなり以前から、と言うのはOANDAが日本法人を作る以前から「土曜・日曜も、24時間365日取引OK!」をキャッチフレーズに展開しておりましたが、例えば週末に政変や政策金利変更など金融市場を揺るがす何かが起こり、月曜のオセアニア市場がオープンする前、世の中的には大窓になるその部分を先取りできる!?と一大人気となりましたが、考えて見れば誰かが買うから売れる(または誰かが売るから買える)FX市場において特定のブローカーだけで何とかなる(=出会いがない)ものでもないですよね?(笑)
とはいえ、オセアニアオープン前の価格動向を見るには重宝な存在であることも確かですが、ここで問題になるのは OANDA Japanが本年10月4日から変更に踏み切った「日足5本化」と言うことになります。
左のチャートは本家 OANDA と OANDA JAPAN のMT4を同時に動かし、日足と1分足を表示させてみたものですが、デモ口座のためサーバーを他に変更できず、時刻表示が異なる点と提示レートが約0.8銭違う点を除けば、1分足においては異常レートや遅延もなくほぼ同一と言えますが、注目すべきは日足です。
もうチャートを見れば言わずもがなの世界ですが、日足5本化された OANDA Japan には12月なら6,7/13,14/20,21と土日のない日足5本が描かれていますが、本家OANDAのMT4には6/13/20の日曜だけがない日足6本のチャートが描かれています。
5本か6本かは多事争論な世界で問題ないとする人も、多く使用されているのは5本なのだからテクニカルは時に5本を基本とすべきともいらっしゃいますが、EAを使う人は特に気をつけた方がよいですね。商業販売されているEAに「○○用」とカスタマイズされているのは、この日足が5本なのか6本なのか、タイムサーバー(規準とする時刻)はどこを使うのかと言うことを考慮した物で、これが無く汎用とされている物はその辺を自分でいじれるのか、もしくは無関係なのかよくよく見極めた方がよいと思います。
・・・と言うところで代替MT4口座を求める旅は長くなるのでまだまだ続く…。
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By najirane • FX業者情報, MT4 & mtm, おすすめサイト • Tags: EA, mt4, My外貨, OANDA, 日足5本, 日足6本