9月 21 2014
先週(~2014/9/19)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(9/15~9/19)の動向及び過去4週(8/25~9/19)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(9/22~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、FOMCやスコットランド独立住民投票を控え週前半は107円を維持しているだけの消極的な動きでしたが、FOMCにてQEの終了予告と前倒しも辞さない利上げの示唆が為されたことにより急騰、あっさりと6年ぶりとなる108円を突破した後もジリ上げの展開となり、週末にはついに109円台を付けた週となりました。
105円突破時分のつい最近、月足を引き合いに出し「TLが機能しているならいずれ108円台後半を狙うことになるだろうけれど、一足飛びには無理かな?」と言ったことを書きましたが、これほどまであったりと到達してしまうとは、まさに「押し目待ちに押し目なし」を見せつけられたようです。
(左図:2000年以降の月足チャート)
なお、今週は諸般の事情により、日毎の為替動向とその要因時系列レポは割愛させて頂きます。
資料PDFの内容に関しては従来通りですので、保存するなりして次週のための基礎知識としてご活用ください。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0919.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(9/22~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 111.05 | ~ | 112.06 |
R1 | 109.72 | ~ | 110.03 |
S1 | 107.07 | ~ | 106.76 |
S2 | 105.75 | ~ | 104.73 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3050 | ~ | 1.3112 |
R1 | 1.2969 | ~ | 1.2988 |
S1 | 1.2806 | ~ | 1.2786 |
S2 | 1.2724 | ~ | 1.2662 |
■次週(9/15~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 110.52 | Low: | 107.87 |
EUR/JPY | High: | 137.18 | Low: | 135.00 |
EUR/USD | High: | 1.2915 | Low: | 1.2752 |
GBP/JPY | High: | 182.96 | Low: | 175.28 |
GBP/USD | High: | 1.6592 | Low: | 1.6230 |
先週(9/15~9/19)の動向及び過去4週(8/25~9/19)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(9/22~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0919.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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9月 27 2014
CFTC IMMポジション(9/23付集計-9/26公開分)
先週のドル円は、新たに大きな値動き材料となるものもなく、また高値警戒感が漂い始める中、積極的に110円を攻めるでもなく、かといって108円は割らず109円前後での足固めに終始したという感がありましたが、今週のIMM集計は週初の下攻めに週最安値を付けた後の反発時のものとなります。
9/23付IMM集計、対円では反転のロング減・2週連続のショート増から、売り越しは再び10万枚台乗せの105422枚・売買計も162204枚へと増化。 対ユーロは反転のロング減・3週連続のショート減から、売り越しは141965枚へ反転増・売買計は263273枚へと反転減。IMM全体では、売り越しは248560枚へ増化・売買計は720018枚へと減少し、全体として縮小模様となっております。
CFTC IMMポジション(9/23付集計-9/26公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140923.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(9/23付集計-9/26公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140923.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し