7月 6 2014
先週(~2014/7/4)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(6/30~7/4)の動向及び過去4週(6/9~7/4)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(7/7~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、その前週末の年初来安値処101.30円下抜けが今回もかなわず、これを下値抵抗とした上昇チャネルに沿って上昇し102円台に復帰、週末の米国休場も無難にやり過ごしての終了と言った形となりました。
初日6/30(月)は最後の月末フローからドル売りが先行し、一時101.24円まで押されるものの101.30円の攻防が終日継続。明けて7/1(火)日銀短観は景況判断が難しく結果としてスルー、となったが日経は前日比200円高まで上げ幅を拡大するとドル円も追随し101.50円付近まで上昇、欧州時間に発表の欧州指標は軒並み好感されるものだったがNY時間に発表のISM製造業が振るわず101.45円付近まで軟化。明けて7/2(水)日経の堅調に連れてドル円は前日高値を更新する101.62円付近まで上昇、欧州時間に入ると一旦は利益確定からか101.40円付近まで押されたが、NY時間に入り発表のADP雇用統計が予想外の好数字となり、101.83円付近まで上昇。明けて7/3(木)翌日金曜日が雇用統計の恒例日だが独立記念日により本日発表となり、前日のADPの印象からじり高、そして発表なった全米雇用統計はADP同様予想外の好数字となり、ドル円は一気に102円を超え102.25円付近まで急騰、日付の変わる頃まで102.20円付近で高止まり。最終日7/4(金)は特に否定材料もなかったが、利益確定とNY休場による早めの週末調整から102円を僅かに超えた水準に収束し、1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_00704.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(7/7~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 102.87 | ~ | 103.26 |
R1 | 102.36 | ~ | 102.48 |
S1 | 101.34 | ~ | 101.22 |
S2 | 100.83 | ~ | 100.44 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3740 | ~ | 1.3784 |
R1 | 1.3683 | ~ | 1.3697 |
S1 | 1.3569 | ~ | 1.3556 |
S2 | 1.3512 | ~ | 1.3469 |
■次週(6/23~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 102.67 | Low: | 101.65 |
EUR/JPY | High: | 139.43 | Low: | 138.26 |
EUR/USD | High: | 1.3647 | Low: | 1.3533 |
GBP/JPY | High: | 176.71 | Low: | 173.73 |
GBP/USD | High: | 1.7253 | Low: | 1.7082 |
先週(6/30~7/4)の動向及び過去4週(6/9~7/4)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(7/7~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_00704.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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7月 8 2014
CFTC IMMポジション(7/1付集計-7/7公開分)
既報の通り、7/1付け集計は米国独立記念日による延期により7/7(日本時間では7/8未明)に公開でしたが、フライング(?)で公開されていましたので取り急ぎレポート作成しました。(明日以降、CFTCサイトにてデータ差し替えがあった場合、当ブログ内のPDFも差し替えます)
7/1付IMM集計、対円では再反転のロング減・3週連続のショート減から、売り越しは58686枚へ減少・売買計は96164枚と若干の増。 対ユーロは反転ロング減・反転ショート増の両ドテンから、売り越しは60776枚へ若干の増・売買計は166106枚へ若干の減。IMM全体では前々週を底にしてのロング方向への転換がグラフからも見て取れで、売り越しは19751枚まで縮小・売買計は677711枚へ前週比3%増。
CFTC IMMポジション(7/1付集計-7/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140701.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(7/1付集計-7/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140701.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し