5月 18 2014
先週(~2014/5/16)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(5/12~5/16)の動向及び過去4週(4/21~5/16)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(5/19~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は週前半に102円中盤付近まで反発はしたものの明確には上抜けず反落、しかし再度101.40円付近の底堅さを確認した週でもありました。
初日5/12(月)は前週末の余韻も残り101円台後半から堅調スタート、早々に102円台を回復しただその後日経の伸び悩み等から再度102円を割り込む、NY時間からはダウの堅調に連れて再度102円台を回復。明けて5/13(火)前日NY市場のダウが終値で史上最高値を記録したことを受け日経も追随、リスク先行の円売り優勢でドル円は102.40円付近まで上進、しかし中国指標で伸び悩む中発表された米小売売上高が予想割れとなるとドル円は一気に102円付近まで反落。明けて5/14(水)前日NY終了時には102.30円付近まで反発したものの東京はスタートから軟調な展開、欧州時間に入り米債利回りの低下が観測されるとドル円は堰を切ったように101.80円付近まで一気に急落、米PPIが予想を上回る等から下げ止まりはしたもの101円台後半レベルで小動き。明けて5/15(木)日経が寄り付きで前日比200円越の下落を見せるとドル円も瞬間的に101.65円付近まで急落、その後国内GDPの上ブレなどに助けられ102円台を回復したものの長続きせず、NY時間にウォルマートの決算が予想割れとなるとドル円は101.30円付近まで急落、下げ止まった後も101.50円前後で足下を確認する小動きな展開へ。最終日5/16(金)は特に値動き材料となるものが無く、日経に連れて101.50円付近を小動き、その後欧州もNYも安倍首相による集団的自衛権の憲法解釈による容認化会見もミシガン下ブレもウクライナも特に材料とはならず、101.40円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0516.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(5/12~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 102.79 | ~ | 103.19 |
R1 | 102.26 | ~ | 102.39 |
S1 | 101.21 | ~ | 101.09 |
S2 | 100.69 | ~ | 100.29 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3834 | ~ | 1.3883 |
R1 | 1.3771 | ~ | 1.3785 |
S1 | 1.3644 | ~ | 1.3629 |
S2 | 1.3580 | ~ | 1.3531 |
■次週(4/28~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 101.95 | Low: | 100.90 |
EUR/JPY | High: | 142.86 | Low: | 141.42 |
EUR/USD | High: | 1.3737 | Low: | 1.3610 |
GBP/JPY | High: | 171.75 | Low: | 169.18 |
GBP/USD | High: | 1.6861 | Low: | 1.6690 |
先週(5/12~5/16)の動向及び過去4週(4/21~5/16)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(5/19~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0516.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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5月 24 2014
CFTC IMMポジション(5/20付集計-5/23公開分)
先週のドル円は中盤まで断続的に下値を探る展開、中盤以降は直線的に反発して終わってみれば陽線引けという形になりましたが、今回のIMM集計は前半の下値試しの踊り場付近のものとなります。
5/20付IMM集計、対円では反転のロング増・反転のショート減から、売り越しは5万枚台前半まで・売買計も9万枚台前半へ共に減少。 対ユーロは2週連続のロング減・反転のショート減の双方減から、先週転じた売り越しを継続・売買計は16万枚台割れへ減少。IMM全体ではロング・ショート双方減から売買計を僅かに縮小しつつ先週転じた売り越しを継続。
CFTC IMMポジション(5/20付集計-5/23公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140520.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(5/20付集計-5/23公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140520.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し