4月 6 2014
先週(~2014/4/4)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(3/31~4/4)の動向及び過去4週(3/10~4/4)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(4/7~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は前週末の102円台前半の低迷からいきなりの103円を伺う急上昇の後を受け、初日に103円に乗せた後、週前半はじり高したものの104円を目前に減速、木曜日にほぼ瞬間的に104円を達成した後は再び104円が思い蓋となり、雇用統計を受けてのダウ安・利回り下げ・円高の合わせ技から約80銭の下落、1週間をかけてほぼ行って来いな展開となりました。
初日3/31(月)は午前中上値の重い展開となったが、午後からの欧州株の堅調に連れて一気に103円台乗せ。しかしNY時間に入りイエレン議長から弱気な発言が出たため振り出しに戻る急落。明けて4/1(火)未明からダウの堅調復帰に連れてドル円はじり高、継いで欧州株の堅調も後押しとなった他、NY時間に発表のISM製造業指数が総合点では予測を下回ったものの個別の内容が評価され103円台後半へ。明けて4/2(水)はここまでの欧米株に加え日本株も堅調を見せたことから104円を目前とするレベルまで上昇、しかし上値も重くなかなか超えらず一進一退。明けて4/3(木)日経の堅調が続く中、ついに104円超え。しかし長くは続かず103円台後半でのもみ合いとなる。最終日4/4(金)は雇用統計の発表を控え様子見相場となりきわめて少ない値幅での推移。そして発表された雇用統計は、NFPが予想割れ、失業率も増加という結果に市場は失望。NYクローズまで緩やかになだれ墜ちるように約80銭の下落となり、結果、1週間をかけての行って来い相場となり終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0404.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(4/7~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 104.72 | ~ | 105.22 |
R1 | 104.05 | ~ | 104.21 |
S1 | 102.72 | ~ | 102.56 |
S2 | 102.06 | ~ | 101.55 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3879 | ~ | 1.3935 |
R1 | 1.3806 | ~ | 1.3823 |
S1 | 1.3659 | ~ | 1.3641 |
S2 | 1.3585 | ~ | 1.3529 |
■次週(4/7~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 104.35 | Low: | 103.02 |
EUR/JPY | High: | 142.23 | Low: | 140.71 |
EUR/USD | High: | 1.3762 | Low: | 1.3615 |
GBP/JPY | High: | 172.16 | Low: | 170.01 |
GBP/USD | High: | 1.6631 | Low: | 1.6500 |
先週(3/31~4/4)の動向及び過去4週(3/10~4/4)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(4/7~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0404.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
↓ ↓ お役に立ちましたらこちらもよろしくお願いします ↓ ↓ | |||
![]() |
![]() |
![]() |
|
PIVOTを使ったトレード関連書籍(トレーダーズショップ) | |||
FX最強のテクニカル しろふくろうのPIVOTトレード術 | |||
30年勝ち続けたプロが教えるシンプルFX | |||
トレーダーズショップ 先月の投資関連書/投資DVD 月間総合ランキング |
4月 13 2014
CFTC IMMポジション(4/8付集計-4/11公開分)
先週のドル円は前週最終日の雇用統計絡みで下落したまま始まり、火曜日のBOJ及び続く黒田日銀総裁の発言からも追加緩和期待が喪失し102円割れの一段安へ急落、そのまま浮上することなく101円中盤で終わった1週間でしたが、今回のIMM集計はBOJ後の一段安がもっとも突っ込んだ頃のものとなります。
4/8付IMM集計、対円では反転のロング減・反転のショート減の双方減から、売り越しは8万枚代後半で微減・売買計は11万枚台へ減。 対ユーロは3週連続のロング減・3週連続のショート増から、買い越し・売買計とも減少。
なお、IMM全体においてはロング方向へシフトにブレーキが掛かり、前々週とほぼ同値のイーブンに近い形へと戻りました。
CFTC IMMポジション(4/8付集計-4/11公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140408.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(4/8付集計-4/11公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140408.pdf
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し