2月 16 2014
先週(~2014/2/14)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(2/10~2/14)の動向及び過去4週(1/20~2/14)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/17~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は前週木曜日のドラギ会見から始まる反発の流れから、月曜日は大きく上窓開けに始まり火曜日のイエレン議会証言原稿公表で再度上昇を試みましたが102円台後半で頭打ちとなり以降はもみ合いながら下落、終わってみればドラギ会見以前のレベルと、大きなカマボコ型を描いての行って来いとなりました。
初日2/10(月)は早朝から日経の米株連れ高を期待してかの大きな上窓開けで102.64円付近まで上昇、しかし翌日の東京休場を鑑み上げ幅も頭打ちとの感から伸び悩み、欧州時間入り頃からは日経ナイトセッションの不調から102円に迫る円高模様に、NY時間に入ると前半はダウ高に連れて102.23円付近まで反発したものの午後からはダウ下落に連れ安し102円割れ。明けて2/11(火)は東京が祝日休場の中、豪ドル高に連れてドル円も上昇、欧州時間は102.30円付近をもみ合っていたがNY時間に入りイエレンFRB議長の議会証言でのQE縮小支持から米債利回りが上昇、ドル円もこれに連れて102.66円付近まで上昇し高値でもみ合う。明けて2/12(水)は東京市場が再開したものの日経が伸び悩みドル円も102.42円付近まで下落、欧州終わり頃にカーニーBOE総裁が英景気回復に楽観的な見通しを示したことからポンド買いが優勢となりドルやユーロが反落、ドル円も102.23円付近まで軟化。明けて2/13(木)NY午後から102.50円付近まで反発したが東京時間に入ると豪ドル安の反動か再度円買い優勢となり欧州時間にかけて102円を割り込み、NY時間に発表の指標不振がそれに拍車をかけ101.67円付近まで下落。最終日2/14(金)は前日同様NY午後からの反発を維持できず東京時間午後から崩れ、東京時間終わり頃には101.50円付近まで軟化、しかしここから週末調整となり101.80円付近まで持ち直し、1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0214.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(2/17~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 103.16 | ~ | 103.59 |
R1 | 102.59 | ~ | 102.72 |
S1 | 101.45 | ~ | 101.32 |
S2 | 100.89 | ~ | 100.45 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3810 | ~ | 1.3868 |
R1 | 1.3734 | ~ | 1.3752 |
S1 | 1.3582 | ~ | 1.3564 |
S2 | 1.3506 | ~ | 1.3448 |
■次週(2/17~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 102.25 | Low: | 101.12 |
EUR/JPY | High: | 139.51 | Low: | 136.03 |
EUR/USD | High: | 1.3782 | Low: | 1.3630 |
GBP/JPY | High: | 172.22 | Low: | 168.83 |
GBP/USD | High: | 1.6929 | Low: | 1.6564 |
先週(2/10~2/14)の動向及び過去4週(1/20~2/14)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/17~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0214.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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2月 23 2014
CFTC IMMポジション(2/18付集計-2/21公開分)
先週のドル円は初日2/17(月)早朝から131円割れを狙わんとする下値攻めとなり翌日には一転して103円台を目指す反転高、そして水,木と再度下値を責めたものの安値更新はならず最終日2/21(金)には週高値を更新して終了と、1週間を通じて上昇のN字を描いた形となりましたが、今回のIMM集計は前半の反発が頭打ちとなり週央の下目責めに向かわんとする時点のものとなります。
2/18付IMM集計、対円では反転のロング増・8週ぶり反転のショート増の双方増となり、売り越しは2週連続増・売買計も反転増。 対ユーロは2週連続のロング増・反転のショート減となり、年初来再々度買い越しへ転換・売買計は2週連続増。
なお、IMM全体においては緩やかな縮小から一転し売買とも拡大となりました。
CFTC IMMポジション(2/18付集計-2/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140218.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(2/18付集計-2/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140218.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し