5月 4 2013
先週(~2013/5/3)の主要通貨4本値と次週のPivot
先週(4/29~5/3)及び過去4週(4/8~5/3)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(5/6~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
ドル円は4月初旬に「異次元の緩和策」中旬に「G20でに緩和策追認」そして先週末には「ECB利下げと良好な米国指標」を追い風に3度にわたり100円を狙わんとした値動きとなっており、来週開けまで特に何も急転材料がなければ円売り加速が予想されている状況です。
ただ、これを書いている現在(5/4 21:00)、日中にCNNが報じたイスラエルがシリアを空爆?の続報や詳報が伝わってきておらず、その後の解釈によっては急変材料になり得るので、この件にかかわらず広く続報には注意していたいところです。
一方、ユーロドルは2月初旬の1.37を頂上に下落一途から、ドル円同様4月初旬に1.27付近を底に再度上昇、5/1(水)には1.324まで上昇しましたが、週末のECBにて0.75%→0.5%への利下げ発表を受け、再び1.305-315ほどのレベルまで押し戻された形になっております。
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0503.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(5/6~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 100.65 | ~ | 101.51 |
R1 | 99.53 | ~ | 99.79 |
S1 | 97.29 | ~ | 97.02 |
S2 | 96.17 | ~ | 95.31 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3339 | ~ | 1.3420 |
R1 | 1.3234 | ~ | 1.3259 |
S1 | 1.3023 | ~ | 1.2998 |
S2 | 1.2918 | ~ | 1.2837 |
■次週(5/6~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 100.23 | Low: | 97.99 |
EUR/JPY | High: | 131.44 | Low: | 128.62 |
EUR/USD | High: | 1.3285 | Low: | 1.3070 |
GBP/JPY | High: | 156.35 | Low: | 152.43 |
GBP/USD | High: | 1.5656 | Low: | 1.5520 |
先週(4/29~5/3)及び過去4週(4/8~5/3)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(5/6~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等 資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0503.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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5月 12 2013
CFTC IMMポジション(5/7集計-5/10公表分)
先週は引け値で101.58円、高値で101.98円と、2008年10月以来の水準となりました。今回集計は3回目の100円トライながら上値重く集計日火曜引け値では98.96円と言う状態でのものになりますが、今回集計では対円で先回のロング・ショート共減少から一転の双方増となり、売り越し・売買計とも増加、一方戻り局面だった対ユーロでは先回のロング・ショート共増加から一転の双方減から、売り越し増・売買高減となり、火曜終値では1.30を保っていたものの金曜終値では再び1.30を割り込みました。なお、IMM全体においては売買双方とも縮小傾向継続となっていますが、若干ショート方向が伸びてくるような気配が感じられます。
CFTC IMMポジション(5/7集計-5/10公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130507.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(5/7集計-5/10公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130507.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し