4月 28 2013
Sell in May?
さて、世間はゴールデンウィーク、相場ではSell in Mayがささやかれておりますが、この先どうなる?という考察です。
※Sell in Mayについて過去記事を参照してください。2年前の記事ですが過去12年の4,5月の値動きから検証してみた記事です。
「Sell in May and Go Away」
左記は日頃のツイートでもよく使用している4時間足ですが、ラインやボックスで示しているところが気になるレベルです。
先週末は引け間際に97円台まで押し込まれたものの、98.07円と辛うじて98円台を維持しての引けとなりました。
しかしこのレベルは2週間ほど前から私がツイートしている4/5~4/8に出来た窓空きレベルなんですね。4月中旬の押し目域でも長時間粘ったことからも相当意識されている価格帯だと思います。
つまり、明日からの注目点としてはまず、①この窓空きレベル(97.75~98.15円)を維持できるのか?
と言うことになると思います。ここで維持できた場合は98円をバックとしての100円トライへ3度目の正直と見て良いと思いますが、維持できなかった場合、②次の関門はネックラインである95.78円。ここを維持できれば三尊を作りに行く=再上昇と言うこと言うことが十分に考えられます。しかしこれを維持でき無かった場合、③TLベースで94円、水平線レベルで4/4の昇竜拳基点=92.83円まで一気に下落の可能性=Sell in May も想定されると言うことになります。
「GWくらい休もうよ。」と言う考えももちろんありですが、兼業トレーダーの皆さんなら「だったらいつするの?今でしょ?」な事もまたあり。
しかし最初に書いたような状況や東京休日と言うことで参加者が少なく、動かない位ならまだましでも値が飛びやすかったり著しいバッドティックが出る可能性もあります。そのあたり重々承知の上参戦するようお願いいたします。
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5月 4 2013
CFTC IMMポジション(4/30集計-5/3公表分)
4月以来ドル円相場としては4/11前後,4/22,そして先週末(5/3)と3回に渡り100円を狙わんとした値動きとなりました。今回のIMM集計は集計日火曜引け値では97.37円と、2回目と3回目の狭間のような押し目に当たり、対円でロング・ショート共減少から売り越し・売買計共に減小、一方微速ながら戻り局面の対ユーロではロング・ショート共増加から売り越し減・売買高は増加となりました。なお、IMM全体においては先々回に一転双方増となりましたが、以来は売買双方とも縮小傾向継続となっています。
CFTC IMMポジション(4/30集計-5/3公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130430.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(4/30集計-5/3公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130430.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し