11月 24 2011
2011/11/23 London-Fix後
ドル円は昨晩19時頃のドイツ国債入札に対し発行債権の35%に応札無しという異例な事態によるユーロ下落の反動で、77円台ウロウロから77.16円付近まで一段階上昇した後、ミシガン以降はコイの滝登り状態でLondon-Fix頃(01:00頃)には77.58円まで、久々のラン&キャリーという形でしたが、ドル円単独でと言うよりはあくまでユーロ下落の反動と言った方が良いですね。
そのユーロは先に書いたドイツ国債時点で1.3450処から1.3373処まで一段階下落、ミシガン後一旦上昇はしたものの、日付が変わる頃から売り仕掛けが攻勢となりLondon-Fix付近で1.3326処まで押されて現在は反発上昇なのか調整戻りなのかと言った状況です。
ユーロ下落は東京高値からロンドン安値で引いたFibo-32.8%の1.3312ほど(同じ時刻+23時頃の戻り高値1.3410あたりを使ったFiboエクスパンション61.8でも同じ)まで行くかと思ったら1.3326と、ちょっと未達という感じですが、朝までかけてもう一回やるのかな?
と言う事で、久々のドル円健闘にちょっと驚いた本邦祝日&明日は米国祝日の夜でした。
↓ ↓ お役に立ちましたらこちらもよろしくお願いします ↓ ↓ | |||
デマークのチャート分析テクニック―マーケットの転換点を的確につかむ方法 | |||
DVD 外為ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック | |||
トレーダーズショップ 投資関連書/投資DVD 月間総合ランキング |
11月 25 2011
2011/11/25 NY早朝
昨日は下落も一段落したかと思われたユーロも、メルケル首相がユーロ共同債発行やECBの役割拡大を再度否定した事から下落再開し、日本時間中に1.33割れを示現。更に本日欧州時間序盤に発表のフランス11月消費者信頼感指数が予想81に対して79と、予想割れ+前回の82から遠く未達と先行き不安が高まると一気に下落は加速し、欧州午前(20:29頃)には1.3226と10初旬の1.31台まで迫る勢い。と言う感じです。
このまま1.32が割れたら当然10/4の1.3145を視野に更なる下値攻めもあり売るかも知れませんが、時間足では反発模様に見えても、21:50現在 15分足では戻りなのか反発なのか微妙な状況ながら、若干、戻りの可能性が高そうな様相。
一方ドル円は高止まり模様ですが、若干上向きフラッグがもうすぐどん詰まりに。ここを上抜いて更に上昇であればその反動でユロルは下落とも言えますし、そろそろ失速と見るならユロルの反発開始。と言うようにも取れます。
さて、昨晩に引き続き今日も米国は休場ですが、昨晩の全面休場と違い、今日は株式・債権・商品市場のみの休場ですので、相場の薄いこの時を狙っての(バカンス費用捻出を焦る金融機関あたりの)組織的な仕掛けの可能性も否めないかもですね。
はたして週末のユロルはフルリカバリとなるのかこのまま下落一途となるのでしょうか。そしてドル円は高止まりで越週かやはり行って来いで77円付近か?
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • 為替動向と予想