10月 31 2009
やっぱり柳沢教授が好き
さて、最初に結果報告ですが、
「見事にやられました」。
つまり、「月間通してマイナス日ゼロ」も
「月間600pips奪取」も実現しませんでした。
各所のFXブログでも
相当数の阿鼻叫喚振りが語られていますが、
本当に「ウソだろ?ヲイ?」な相場でしたね。
ドルストレート、クロス円は大暴落。
被害を受けなかったのはGBP/EURとか
対フランくらいな物。
一節によればこの暴落は
東京オープン時からのアジア系の円買いに加え
米国CITGroupが数日内に破綻するという噂が流れ
これがダウの暴落を呼び、
リスク回避から円買い気運が高まったとのことです。
さて、私の敗因ですが、昨日あれだけ今月の好調を正確に分析していたのに
それが全然生かされていなかった事にあります。
特に言えるのが「マイルールはどこに行った?」ということ。
最初のミスは「イライラむしゃくしゃ」な状態でトレードをしたこと。
その原因は前回同様、会社の同僚であるクソ爺が全開バリバリ絶好調に
勝手気ままだったこと。だったのですが、理由になりませんね。
二つ目のミスはそんな状況の中、「五十日」に加え「仲値不足の事前報道」から
東京仲値前にロングポジションを持ってしまったこと。
三つ目は下落が始まっても「アジア系の買いが断続的にあっても、
LDN~NY時間帯に入れば収まるだろう」などと安易に考えていたこと。
四つ目は、断続的に大型下落があっても、
フィボナッチやトレンドラインを弾き直すこともなく漫然としていたこと。
五つ目は、損切りしないばかりか、加えてナンピンまで…。
やはり柳沢教授のように、
「道路を歩くときは右側通行」
「就寝は夜9時」「起床は朝5時」
「曲がり角はその角度を正確にトレース」等々、
マイルールの徹底がなければいけません。
でも、不思議なことに今回は、
過去の私にも、各所のブログにも散見されたような
「怒りにまかせての破壊行動」(笑)
をすることはありませんでした。
私はかつて2回(今月を含めれば3回)
好調で大勝ちした次期がありましたが、
1回目はビギナーズラック
2回目はシステムの弱点を突いた裏技
だったことを知っているからです。
そう、「今月は実力で勝ち上がってきた」
自信があるので、
今後、より大きく勝つための通過点に過ぎない。
と、不思議に冷静を保っていられたのです。
来月は心機一転。
そしてマイルールの徹底と継続。
でも、相場が面白くなるのは
夜9時を過ぎてからですね。(笑)
11月 1 2009
先週(10/26~10/30)の為替動向
先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 下落
月曜日前週からの流れを受け一段安、
木曜日に米国GDP-3Qの好感から一段高するも
金曜日にCITグループ破綻懸念から一段安。
■WTI原油先物市場 = 下落、状況は同上
■ドル円 = 下落、状況は同上
■ユーロドル = 下落、状況は同上
■ユーロ円 = 下落、状況は同上
ダウ、原油、クロス円とも
同じ理由で同じような値動きとなりましたが、
週を通してなら「円独歩高」となり、
ポンドは漁夫の利的に中立~上昇となりました。
例年10月は何らかの暴落があり得る月。
とされていますがそれは最終日に来たようです。
木曜日に米国GDP-3Qの好感から一段高しましたが
金曜日朝方から、五十日+仲値不足から来る
ドル買い予想に反し、アジア勢による
断続的な円買いが始まり、
CITグループ破綻懸念との相乗効果から
クロス円全般の円買いは加速度を増し、
10月最終日の週末・月末調整は
予想を遙かに超えた円買いで締めくくられ、
結果として予想外の暴落。と言えます。
次週は米国重要指標目白押し週となりますが
地合がリスク回避の円買いに傾いていますので
指標が良ければ横ばい、悪ければ一層の下落。
と言うような構図が描けます。
来週は週明けより米国市場が冬時間に移行します。
これで各国市場とも冬時間体制となります。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 91.20 (DRP) / 91.20 (DPP)
予想安値 88.78 (DRP) / 88.78 (DPP)
ユーロ円
予想高値 135.52 (DRP) / 135.52 (DPP)
予想安値 129.58 (DRP) / 133.79 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.4888 (DRP) / 1.4888 (DPP)
予想安値 1.4508 (DRP) / 1.4508 (DPP)
ポンド円
予想高値 150.66 (DRP) / 149.91 (DPP)
予想安値 144.45 (DRP) / 145.79 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.6797 (DRP) / 1.6703 (DPP)
予想安値 1.6343 (DRP) / 1.6348 (DPP)
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
週間為替リポート「2009_1030.pdf」をダウンロード
先週の4本値と今週のピボット「Pivot_2009_1030.pdf」をダウンロード
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: ダウ CITグループ デマーク指標 Demark Range Projection Demark Pivot Points ユーロ円 ドル円 ユーロドル WTI 原油 為替相場 円独歩高 冬時間 夏時間