8月 1 2009
ハイレバ規制は8月3日に公布
本日、金融庁は
「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(長い!)を
来月 8月 3日に公布すると発表しました。
施行は来年 8月 1日で、レバレッジの上限は施行後1年間は50倍、
再来年(2011年) 8月からは25倍に制限されます。
金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(新旧対照表、附則)
決まってしまったことなので、もう何も言うことは出来ませんが
金融庁の意見募集(パブコメ)には、 1カ月間で約710団体・個人から
約 910件の意見が寄せられ、9割が規制導入に反対だったという結果が出ています。
パブコメ概要及びそれに対する金融庁の考え方
しかし再度反対意見を言わせてもらうために、
3日ほど前の記事を引っ張り出したいと思いますが、
「ネットショッピング、初の実態調査へ 経産省」
これによれば、経済産業省ともあろうものがインターネットを媒体とした
EC(電子商取引)市場規模を知らなかった。と言う驚くべき実態が暴露されています。
だったら金融庁がレバレッジ(証拠金倍率)を誤解していても
厚生労働省が薬品のネット販売を禁止したことも
政府も何処の自治体もパチンコの規制緩和をするだけで抜本的見直ししないのも
当然というべき物なのじゃないか。と言わざるを得ませんね。
日本の経済という物はこの程度の人たちに委ねられているのです。
8月 2 2009
先週(7/27~7/31)の為替動向
先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。
■米国株式市場
木曜日寄り付きに急上昇一段高
■WTI原油先物市場
なだらかに下落していたが
ダウに呼応して木曜日以降上昇
■ユーロドル
なだらかに下落していたが
木曜日以降ユーロ高・ドル安
金曜日LDNFIX後に大きく買われる
■ドル円
全般にもみ合い
金曜日LDNFIX後に大きく売られる
■ユーロ円
全般的にもみ合い
となりました。
先週の予想では、「バーナンキ発言に注意」
と言うことを書きましたが、
やはりバーナンキ発言により
市場にはネガティブな空気が流れました。
しかし、木曜日の米国GDPにより一気に反発され
最後の晩には一部の噂として出回っていた
「金曜日のLDNFIX頃にMSCI絡みで
大きくドルが売られユーロが買われる」が
噂通りに実行されたようです。
米国GDPの数字とそれに対する挙動を見るように、
今後のアメリカ経済は回復基調になると思われるので、
公式通り「米国株高⇒原油高⇒」ユーロ高・ドル安」
の地合になるかと思われます。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ユーロ円
予想高値 137.510 / 137.150
予想安値 133.440 / 133.800
ドル円
予想高値 95.270 / 95.270
予想安値 92.460 / 93.380
ユーロドル
予想高値 1.44200 / 1.442400
予想安値 1.41300 / 1.412600
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0731.pdf」をダウンロード
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By najirane • 為替動向と予想