11月 17 2011
2011/11/17 東京午前
ユロルは結構着実に戻して来たように思えましたが、NY引け間際に1.3555辺りまで上げておきながらフィッチがまたやってくれたようで、「ユーロ圏の債務危機が拡がる事は米金融機関の格付け見通しに脅威」って、何を今更当たり前の事を改めてここで?と言う感じですが、策は功したようで米株安にユロルも連られ売り。1.3460辺りまで約100ポイント近い下落となりました。
リスク回避の動きや下落圧力が高まっている状況からやはり今日も戻り売りと言う感じですが、戻りメドは10日安値の1.3484や15日安値の1.3496あたりの1.35手前付近。この辺で旨いこと反落してくれれば、ユロルの1日値幅から9月26日安値の1.3360辺りまで考えられるかも。
さて、昨晩のNYなんですがまた良い素材が得られたので少し。
トレンドラインにヒゲを考慮するかどうかと言う命題がありますが、昨晩はもしヒゲを考慮してなかったら上方ブレイクと勘違いして高値掴みしてしまった人もいるのでは?
この場合はフィッチのイタズラを考えなくともヒゲを含むレンジ上限を上抜けなかったので反落。
と見るのが正しいのかな?と思います。
でも常にヒゲを考慮する/しないってよりそのヒゲが出来た状況次第だとは思いますが。
11月 18 2011
2011/11/18 NY午前
NY午前は東京・ロンドンでドル円下げ/ユロル上げの調整を始めた模様で、ドル円はここに来て初めてボリン中心線上に浮上、ユロルは高値域均衡状態という感じですが、週末金曜日がこのまま終わるとは思えないのでこれからロンドンFix、NYクローズという節目時間帯に向けてどのような展開になるかですね。
昨晩・一昨晩はユーロに関する不安材料のみが取り沙汰され、不安材料が出る度にユーロが下落する。と言った構図でしたが、今日は単に懸念ではなく、打つ手を考えることが出来るかどうか?と言う前向き度で考えているみたいですね。
【ワイトマン独連銀総裁】ECBが危機解決の責任を負ってはならない、債務危機は世界経済にとって下振れリスク、政治統合を推進するドイツの動きを歓迎。
【ダドリーNY連銀総裁】ユーロ不安は米経済に多大な下振れリスクを与える。FRBは成長促進のために何でもする。
このほかDow Jonesによれば、ECBがIMFに救済基金貸し付ける案の検討に入った模様。etc。
ところで、東京カットでは見事に弾かれましたが、NYカットにも77.00円オプションがあるのですが…23:25現在で76.70円付近。77円は遠いですね。
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • 為替動向と予想