2月 6 2011
先週(1/31~2/4)の為替動向
■米国株式市場 = 上昇
■原油先物市場 = もみ合い
■NY金先物市場 = もみ合い(週末一段高)
■ドル円 = もみ合い
■ユーロドル = もみ合い(上昇後下落)
■ユーロ円 = もみ合い
【週前半】エジプト問題に起因するリスクオフの円買いドル売りが継続される形で、週明けスタートは82.00円前後。その後は資源国通貨や欧州通貨が堅調模様となると、ストレートドル市場でのドル売り進行に引きずられじり安。
火曜日に発表の豪RBA理事会声明文で、洪水被害を深刻視してないことが伝わるとドル売りが更に強まる展開。米1月ISM製造業指数の良好な結果を受け、82円間近まで戻すが、金利低下に引きずられドル売り再燃、81.30円台へ。
【週中盤】日経平均が落ち着きを取戻し堅調模様となるとドル円もじり高展開に移行。米1月ADP全米雇用報告が市場予想より良かったことに反応して一時81.60円近くまで上昇したが、数字の信憑性からかすぐに反落、81.30円台。
【週後半】日本を除くアジア市場は旧正月で休場。欧州時間後、米債利回り上昇などから再び堅調模様。米1月ISM非製造業指数の良好な結果が伝えられると82円台に急騰するが、上値の重さに81.40円台まで急落。
最終日22:30に発表された米1月雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回るが失業率が9.0%へと低下したことが好感される股裂き状態。急落後即急騰の後はじり高推移し、82.50円近くまで上昇。週末の持ち高調整を経て、82.20円前後にて週を終える。
【先週のポイント】
・経済指数と株式と金利=米国景況感は一喜一憂
・雇用者数伸び悩みなのに失業率は改善?
=統計解釈難航はそのまま景況感判断の難航。
【今週のポイント】
・雇用統計発表明け=統計解釈がどう動くか
・2/9(水):ムーディーズによる国債格付説明会
・2/10(木):週間新規失業保険申請件数
・2/11(金):ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)
■週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)
TD Range Projection
USD/JPY Lower: 81.63 / Upper: 83.00
EUR/JPY Lower:106.31 / Upper:112.05
EUR/USD Lower:1.3403 / Upper:1.3723
GBP/JPY Lower:131.04 / Upper:134.17
GBP/USD Lower:1.5960 / Upper:1.6416
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 83.28 ~ 83.80 / R1 82.59 ~ 82.75
S1 81.06 ~ 81.22 / S2 80.01 ~ 80.54
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.3982 ~ 1.4105 / R1 1.3822 ~ 1.3860
S1 1.3465 ~ 1.3502 / S2 1.3220 ~ 1.3342
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(1/31~2/4)の為替動向』
→ 2011_0204.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF
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2月 13 2011
先週(2/7~2/11)の為替動向
先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 上昇
■原油先物市場 = 下落
■NY金先物市場 = 上昇(中盤以降もみ合い)
■ドル円 = 上昇
■ユーロドル = 上昇後下落
■ユーロ円 = 上昇
チャートを見れば一貫して円安であることが解りますが、初めドル安ユーロ高円安、後半ドル高ユーロ安円安です。1ヶ月ぶりのしっかりとした週足陽線となりましたが、83円台ミドルは昨年来のレジスタンスでもあります。
【週前半】週明けスタートは82円台前半。火曜日、午後から米債利回りの低下に伴いじり安。19:30過ぎに中国利上げ報道が伝わる。LDN-Fixにかけ一層のドル売り攻勢がかかり、ストップロスも巻き込んで一時81.70円台まで急落するが米再入札不調による利回り上昇に助けられ朝までに反発。
【週中盤】手掛かり材料に欠け、はっきりしない動き。
【週後半】ゴトー仲値需給や米債利回りの上昇からドル円は堅調模様。欧州時間以降も続き、22:30発表の米失業保険新規請求件数の強い結果が好感されると久々の83円台乗せ。その後も米長期金利の上昇から堅調模様は続き、83.67円まで上昇。その後は週末持ち高調整となり、83.40円台終了。
【先週のポイント】
・ドル円上値も昨年秋来の上限抵抗に阻まれる。
・中国利上げ
・大統領辞任によりエジプト状勢の一応の決着
【今週のポイント】
・83円ミドルの抵抗を抜け84円台に上伸出来るかどうか?
・上値攻め挫折の場合81円台前半のサポート力は?
・決め手は「米国景況感」
・2/15(火):NY連銀製造業景気指数/小売売上高
・2/16(水):FOMC議事録要旨公開(1月25・26日分)
・2/17(木):新規失業保険申請件数/フィリー連銀景況指数
・中国再利上げ(懸念による陽動)
・エジプトに触発された近隣諸国の欲求不満
■週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)
TD Range Projection
USD/JPY Lower: 82.60 / Upper: 84.50
EUR/JPY Lower:109.10 / Upper:113.53
EUR/USD Lower:1.3400 / Upper:1.3646
GBP/JPY Lower:132.57 / Upper:135.26
GBP/USD Lower:1.5875 / Upper:1.6096
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 84.86 ~ 85.58 / R1 83.91 ~ 84.13
S1 81.78 ~ 82.01 / S2 80.33 ~ 81.06
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.3843 ~ 1.3936 / R1 1.3720 ~ 1.3749
S1 1.3444 ~ 1.3474 / S2 1.3257 ~ 1.3351
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(02/07~02/11)の為替動向』
→ 2011_0211.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: デマーク指標 Demark Range Projection Fibonacci Zone ユーロドル ドル円 クロス円 原油 為替 株式 米国 指標 ダウ 介入 日銀 金融緩和 FRB ECB QE2 QE3 FOMC バーナンキ 出口戦略 ギリシャ イタリア スペイン 緊縮財政 雇用統計