8月 8 2009
8月上旬の指標ウィーク終了
今週は指標ウィークとも言えるほど大型指標目白押しでした。
8/ 3 23:00 : ISM製造業景況指数-7月分
8/ 4 13:30 : RBA(豪準備銀)政策金利
8/ 5 21:15 : ADP雇用統計-7月分
々 23:00 : ISM非製造業景況指数-7月分
8/ 6 20:00 : BOE(英中銀)政策金利
々 20:45 : ECB(欧州中銀)政策金利
々 21:30 : トリシェECB総裁記者会見
8/ 7 21:30 : 非農業部門雇用者数変化-7月
取った人取られた人色々かと思いますが、最終日(8/7)の
米国非農業部門雇用者数変化-7月指標発表時のチャートで
少しばかり考察をしてみたいと思います。
左記は21:30頃を中心とした
通貨ペア6種の1分足チャートです。
(左上から、
EUR/GBP、EURJPY
EUR/USD、GBPJPY
GBPUSD、USDJPY)
一見して、
EUR/GBP、下落まっしぐら
EUR/USD、変動あるも下落
GBP/USD、変動あるももみ合い
クロス円、上昇まっしぐら
と言うことになります。
つまり、円独歩安で
次にユーロが売られ
ポンドとドルが買われた。
と言う構図が見えますね。
他に注目すべきは
EUR/USDとGBP/USDでしょうか
指標の前後に激しい揺さぶりがあります。
流れ的に言えば、ドルストレートをドルから見たとき、
一瞬ドルの大量売りがあり、急反転して大量買い、
再度急反転して大量に売られた後、また反転して買われ以後それが続く。
と言った模様でしょうか。
クロス円の円売りまっしぐらや、
EUR/GBPのユーロ売りまっしぐらと異なるこの挙動は
大変興味深いと思います。
日曜日にはこの考察も含んだ総括と来週予想をお知らせしたいと思いますが、
今日は疲れたのでこの変でもう寝ます。
8月 9 2009
先週(8/3~8/7)の為替動向
先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。
■米国株式市場
週半ばまでもみ合い、金曜日急上昇。
■WTI原油先物市場
月曜日に一段高となるも全般にもみあい。
■ユーロドル
月曜部に一段高、その後もみ合い。
金曜日に急落.。
■ドル円
週半ばまでもみ合い、金曜日急上昇。
■ユーロ円
月曜部に一段高、その後もみ合い。
金曜日さらに上昇。
となりました。
注目点は金曜日の米国失業率が、
悪化やむなしと、思いきや
先月9.5%から9.4%とわずかながらも好転したため、
これがサプライズとなり、
各金融マーケットが敏感に反応、
避難通貨だった円が売られ、
円独歩安となったことでしょう。
先週の米国GDPの数値が予想よりも悪くなかったにも関わらずドル売りとなったのに対し、
今週は米国の景気回復期待からドル買いと、
正反対の反応が出たことも
相場の普段にない急騰、急落になったようです。
一連の米国経済指標の数値から
アメリカ経済は回復基調になると思われるので、
公式通り「米国株高⇒原油高⇒ユーロ高・ドル安」
と考えられますが
ここに来てドルが堅調な動きを示しているため、
クロス円での円安を念頭に置いた方が良いかもしれません。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ユーロ円
予想高値 141.505 / 140.620
予想安値 135.555 / 136.440
ドル円
予想高値 99.560 / 99.385
予想安値 95.770 / 95.945
ユーロドル
予想高値 1.43200 / 1.431550
予想安値 1.38700 / 1.402150
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0807.pdf」をダウンロード
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By najirane • 為替動向と予想