5月 10 2009
なんか3分足が良さそうだ>EUR/USD
先週末のユーロ爆上げはすごかったですね。
実は私、木曜日のECB政策金利~トリシェ会見付近で都合 100pip
金曜日の米国雇用統計付近で 60pipほど儲けさせてもらっていたのですが
ロンドンフィックス後のユーロ爆上げでほとんど全部持って行かれました。(爆&泣)
今、その頃のチャートを見直していたのですが、妙なことに気が付きました。
以下の4枚のチャートをご覧ください。
いずれも、2009/05/08の取引終了間際における EUR/USD を
左上から 1分足/3分足/5分足/15分足で表示してみた物です。(MT4 by 121証券)
注目するのは右上の3分足ではないでしょうか。
ボリンジャーバンドの-2δ + 一目の雲上端 + 75日平均線が見事に一致し
一目の雲そのものを200日平均線が下から支えているようです。
1分足ではぐちゃぐちゃでさっぱり解らず。
5分や15分足では押し目は確かだけどはっきりした方向性が…ですが、
3分足では如実に、極めて正確に、捕らえてますよね。
ここまで出来すぎた、まさに絵に描いたようなチャートというのも久々に見ました。
実はこの爆上げの最中に妙なことに気付いてまして
それは「誰か押し目ダマシを仕掛けている」と言うことです。
各種の指標(私はデマーク指標を主にボリンジャー/MACD/RSI併用ですが)に対して
後から見た移動平均では普通に見えてもその移動平均の偏差の中で
例えば1,2,3,4,5,6と予想通りな動きをして、7で建て玉したら、
8,9と想定外の動きに引っかかり、でも10で移動平均の範囲に合うように修正動作があり、
通してみたら「普通に押し目上がり」になっている。と言った感じだったんですね。
ただしこれは、1分足と5分足で見ていたら。の前提でして
最初から3分足で見ていたらもしかしたら引っかからなかったのか?と
ダマシを仕掛けていた連中の、手の内の一部を垣間見たような気分です。
(標準仕様のトレーダーには見抜けまい…。なんてね。)
おしっ! 来週は3分足でリベンジだ!(笑)
※なお、標準仕様のMT4では3分足は出せません。
MT4で3分足を使う方法は MQL4 Communityの以下のアーティクルを参考にしてください。
Period Converter Optimized (Authorerd by wfy05)
ちなみに All英語なので「結局やり方が解らない」と言う場合はご質問ください。
(質問が多い場合、そのうちどこかで解説するかも知れません)
5月 11 2009
連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その7
『転換点の定義』
今ほど、最近パンローリング社から刊行されたセミナーDVD
「為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック」
を一気に見終わりました。
そしてその中で今までこのブログ中でも頻繁ながら観念で使っていた
「トレンド」や「転換点」の定義を明確に知ることが出来ました。
曰く、「テクニカル分析の最大の目的は転換点を知ること」だそうで、
サポート(またはレジスタンス)を3回切り上げ(切り下げ)したらトレンドが形成され
その傾向を為し得なくなったとき(サポートまたはレジスタンスラインを割ったとき)
つまり「ブレイク」したときが転換点である。ということです。
DVDを見て改めて「なるほど~」と思ったのですが、ふと平田氏の
「FX 誰も教えてくれなかった外為ディーラーの儲け方」を読み返したら
[思考4](P162~)の項目でもしっかりと触れていたんですね。
ともあれ、ここ最近のこのブログでの私の命題「押し目なのか転換点なのか」に対し
かなり明確な指針を与えてくれたことは確かですし、
デマーク指標が何故有用なのかに関しても
(このDVDではあまり深くは突っ込んでいませんが)
□従来指標 → デマーク指標
・主観的 → 客観的
・アナログ → 機械的
・流動的 → 一貫性
と言った解りやすい違いを挙げての説明に納得した次第です。
と言うのも、「裁量とシステムトレード」と言う命題も私にはあるからで
より一層、デマーク指標を学習する意欲に火が付いたようです。
お薦めです↓
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By najirane • 分析・相場観・手法 • Tags: テクニカル分析, デマーク指標, トレンド, 戻り, 押し目, 転換点