2月 9 2014
先週(~2014/2/7)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(2/3~2/7)の動向及び過去4週(1/13~2/7)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/10~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円はISM製造業の予想割れに始まり101円の攻防となり、ドラギ会見からの円売りに乗り雇用統計で大きく乱高下したものの、終わってみれば102円台前半を回復したスリップダウンの1週間でした。
初日2/3(月)は早朝こそ下値試しに遭ったものの東京オープンから反発、しかし日経が伸び悩み102.30円付近で上値重く推移、欧州時間に入ってからは日経に加えダウ先物の下落幅が大きくなり、102円を割り込んでの推移、NY時間に発表のISM製造業景況指数が予想を割り込むとドル売りが優勢となりNYクローズ付近では101円を割り込む。明けて2/4(火)の東京時間は反発から始まり101.40円付近まで上昇するも午後から日経が下げ幅を拡大すると再度101円を割り込み100.76円付近まで下落、その後欧州~NYではダウの堅調さが後押しとなり、101.70円付近のISM前水準まで復帰。明けて2/5(水)はNY時間に控えたADP雇用統計懸念からじり安の動きとなりADP雇用統計が案の定下ぶれとなると再び101円を割るが直後に発表されたISM非製造業景況指数が予想を上回ると一転してドル買いの流れとなり1円近い乱高下の末101円50銭付近でNYクローズ。明けて2/6(木)市場は欧州中央銀行の動向待ち動意無く推移したが、ドラギ会見にて追加緩和への言及がなかったためユーロ買い円売りの流れとなり、これがそのままドル円を押し上げ102円台を回復。明けて最終日2/7(金)雇用統計ではNFPが予想を下回ったものの失業率が改善と言う結果となりまたも1円近い乱高下となるが結果的に支持された形となり、102円台前半で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0207.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(2/10~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 103.69 | ~ | 104.38 |
R1 | 102.78 | ~ | 102.99 |
S1 | 100.95 | ~ | 100.74 |
S2 | 100.04 | ~ | 99.34 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3750 | ~ | 1.3813 |
R1 | 1.3668 | ~ | 1.3687 |
S1 | 1.3503 | ~ | 1.3484 |
S2 | 1.3421 | ~ | 1.3358 |
■次週(2/10~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 103.33 | Low: | 101.51 |
EUR/JPY | High: | 141.11 | Low: | 138.54 |
EUR/USD | High: | 1.3722 | Low: | 1.3558 |
GBP/JPY | High: | 170.21 | Low: | 165.88 |
GBP/USD | High: | 1.6428 | Low: | 1.6240 |
先週(2/3~2/7)の動向及び過去4週(1/13~2/7)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/10~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0207.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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10月 26 2014
CFTC IMMポジション(10/21付集計-10/24公開分)
先週のドル円は堅調なスタートから始まり、2日目(火)東京での107.39円を頭に失速し振り出しに戻りましたが、これが押し目となり中盤以降は上昇一途、木曜深夜に108円台を付け、そのまま最終日まで108円台を維持しての終了となりました。今週のIMM集計は週前半の失速時のものとなります。
10/21付IMM集計、対円では反転のロング増・3週連続のショート減から、売り越しは71738枚へと大きく減少・売買計も125006枚へと減少。 対ユーロは反転のロング増・4週連続のショート増から、売り越しは159371枚へ・売買計も279747枚へと共に若干増。IMM全体では、売り越しは308831枚へ・売買計も673523枚へと若干減少となり、ここ2,3週前から全体的に縮小模様となっております。
CFTC IMMポジション(10/21付集計-10/24公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401021.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(10/21付集計-10/24公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401021.pdf
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By najirane • IMMポジション, 未分類 • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し