11月 23 2010
どうなるドル円(11/23版)
先日の記事や最近の私のTwitterでも書いているように、ここ最近のドル円上昇は大転換というより戻しなのでは?と言う話の続きです。
実は本日2時30頃、北朝鮮が韓国の延坪島に砲撃、韓国はこれに応戦。と言う事態が起こり、地政学リスクからアジア通貨やアジア株が売られ、ドル円は瞬時に高騰。一時83.84円と11/18戻り高値の83.77円をあっさり上抜くことになってしまいました。
そうでなくとも、11/14頃から、ここ1年の高値つなぎトレンドラインを上抜き、(もしかしたら大転換?いや、まだ雲抜けはならず)と思っていたところだったので、これを口実に完全に雲上抜けか?と思いましたが、これを書いている19時30分時点では全戻し。また雲中に戻ってきています。
今日はこれから個人消費やGDPと言った米国指標が、そして未明にはFOMC議事録公開、明日の指標目白押しかつサンクスギビングデー入りでHF勢を中心とした手仕舞い多発が予想されます。(=乱高下)
で、ここからは私事ですが、実は私は当面安泰だろう83.60円上で数枚の売りポジを持ってまして、15時頃それらが一気に全面損転。頭に来たので83.70円上でナンピン売り浴びせをしたら・・・、18時過ぎにはこれが全戻し。
83.60円上の玉を全決済し、83.70円上の玉を残した状態で、結局は元々想定していた利益は頂き、更にポジションは10銭上シフトと、結果オーライどころか棚ぼたもいいところ。
でもこんなラッキーなことはそうそうありません。格好良く言えば元々の想定に珍客が入ったけど「異常な相場は戻す」の言葉通り、ちゃんと想定ラインに戻ったとも言えます。
明日明後日に想定される乱高下、想定をしっかりと行い冷静な対処をしたいものですね。
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11月 29 2010
先週(11/22~11/26)の為替動向
先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = もみ合い(下向き)
■原油先物市場 = もみ合い(上向き)
■NY金先物市場 = もみ合い(上向き)
■ドル円 = 上昇
■ユーロドル = 下落
■ユーロ円 = 下落・もみ合い
今週はとても教科書的なチャートです。
左のドル円とユーロドルを見たあとにユーロ円を見ると、今週前半はドル・円が釣り合い、今週後半はユーロ・円が釣り合ってます。
つまり、前半はユーロ独歩安、後半はドル独歩高で、相対する残り通貨同士は釣り合っていたことになります。
このことからもドル/円/ユーロの相関関係を見ると「ドル高なの?円安なの?」が見えてくることが解りますね。
と、今週は年末進行の肉体的精神的疲労が蓄積しているためここまでしか書けません。
今週は簡単ですがここまでにしておきます。
(来週は土日休みなのでもうちょっとまともなことが書けると思います)
週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)
TD Range Projection
USD/JPY Upper: 84.85 / Lower: 83.43
EUR/JPY Upper: 112.81 / Lower: 109.87
EUR/USD Upper: 1.3513 / Lower: 1.2923
GBP/JPY Upper: 132.66 / Lower: 129.25
GBP/USD Upper: 1.5838 / Lower: 1.5329
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 85.10~85.64 / R1 84.39~84.56
S1 82.80~82.97 / S2 81.72~82.26
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.3997~1.4223 / R1 1.3702~1.3772
S1 1.3043~1.3112 / S2 1.2592~1.2817
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(11/22~11/26)の為替動向』
→ 2010_1126.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: デマーク指標 Demark Range Projection Fibonacci Zone ユーロドル ドル円 クロス円 原油 為替 株式 米国 指標 ダウ 介入 日銀 金融緩和 FRB ECB QE2 QE3 FOMC バーナンキ 出口戦略 ギリシャ イタリア スペイン 緊縮財政 雇用統計