先週の主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 上昇
■WTI原油先物市場 = 上昇
■NY金 = 週前半下落、週後半上昇
■ドル円 = 週前半上昇(円安)、後半もみ合い
■ユーロドル = もみ合い
■ユーロ円 = 上昇(円安)
今週は火曜日が東京市場休場、
金曜日がクリスマス休暇で東京以外休場という
変則的な市場開催と年末調整の意味もあり
短期の利益確定が多く見られたように思います。
ここ最近の傾向である
米国株高⇒原油高⇒ドル(クロス円)は見えますが
米国株高⇒金下落⇒ユーロ安とはならず
下落したのはポンドだったと言う感じですね。
もっとも、年末調整+商いも薄いこの時期ですので
調整意図以外のトレンド的な物ではないと思います。
強いてなら、週初に白川日銀総裁がTVにて
「実質ゼロ金利を粘り強く継続、
需給バランス改善を図る」などと述べ、
デフレ克服のために強い意欲を示したことが
米国株や長期金利の上昇に加えた好感材料となり
クロス円の上昇傾向が見られた。ということでしょうか。
さて、今週(12/28~来年 1/01)はクリスマス休暇から帰ってきた欧州勢と
正月休みに入るアジア勢という構図になります。
12月前半とは勢力図は正反対となりますので流れの変化を十分見極めたいと思います。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 93.31 (DRP) / 92.35 (DPP)
予想安値 89.74 (DRP) / 90.70 (DPP)
ユーロ円
予想高値 132.74 (DRP) / 131.89 (DPP)
予想安値 130.39 (DRP) / 131.24 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.4775 (DRP) / 1.4525 (DPP)
予想安値 1.4306 (DRP) / 1.4306 (DPP)
ポンド円
予想高値 146.29 (DRP) / 146.29 (DPP)
予想安値 142.32 (DRP) / 144.65 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.6187 (DRP) / 1.6063 (DPP)
予想安値 1.5696 (DRP) / 1.5819 (DPP)
※デマーク指標の予想にはDemark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので両方を提示しています。
■資料ダウンロード
◎先週の主要8相場チャート:2009_1225_cをダウンロード
◎先週の4本値と今週のPivot:Pivot_2009_1225をダウンロード
◎週間為替リポート保存版PDF:2009_1225をダウンロード
↓ ↓ お役に立ちましたらこちらもよろしくお願いします ↓ ↓
12月 31 2009
年末総決算(途中経過)
年末の薄商いの中、皆さんはどのようなトレードを行ってますでしょうか。
先ほど、この薄商いの中にも関わらず、「15時40分の下攻め」が通常通りにあり
年末年始は日本だけなのか、欧州勢はもう既に本番復帰なのか?と驚かされましたが
私のいつもの条件反射で早速EUR/USDを、
そして英国ネーションワイドは好数字が出るという下馬評に基づき
買い仕掛けをしていた物が見事に刺さり、ささやかな利益(笑)を頂きました。
さて、注目すべきはドル円なのですが、
15:40の下攻めに91.90円を付けた後、どこへ行くかと言うことですね。
おそらくここ数時間はNY高値から下押しした 92.25-30あたりを彷徨うかと思いますが
昨年の今頃(正確には12月17日)、87.14の安値を付けたドル円は年末に行くに従い
あれよあれよと高騰し、12月31日には 90.89円、1月2日には 92.40円を付けてしまいました。
しかしその後、1月6日に 94.60円を付け他の値次第に沈静化し、
まもなく90円も切ったという流れでしたね。
さて、今年から来年にかけてこの年末年始(円の)特売セールは
再現されるのでしょうか。(笑)
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 円 年末年始 安値 高値