3月 12 2010
とても気になったつぶやき
マット今井(今井雅人)さんもTwitterを始めたと言うことで、フォローしておりますが、
今日のつぶやきでとても気になったつぶやきが・・・。
http://twitter.com/imai_masato/status/10358877542
>>(前略)~景気を上げるためには何でもやる。当然です。
なんでもない発言だし確かに当然なんでしょうが、
正しいことをするのが当然であるなら、正しくないことをしないことも当然になります。
つまり、
計算上、18兆4586億円~19兆1100億円からあるパチンカー収益が非課税であることも
※(平成20年度業界売上:217,160億円-テラ銭(店の取り分=12~15%) = パチンカー収益
)
当然の帰結としての非課税である。事になってしまいませんか?
そして、FXの収益は雑所得として最高税率40%も、当然なんですよね?
つまりこの発言と、20兆円弱ある隠れ所得が非課税であること、
FX所得はガラス張りの上、最高税率40%が付加されることの整合性を取ろうとすると、
パチンコは貧困層への還元、FXは富裕層からの吸い上げ。と考えている以外に
矛盾にならない全く説明を見いだすことが出来ません。
しかしマット今井さんの著書や番組出演、雑誌記事など見ると、どう見ても富裕層向けとは思えず
むしろサラリーマンや主婦と言った、貧困ではなくとも間違っても富裕層ではない。人向けと思われます。
それとも別に、パチンコはそれでも優遇する必要があり、FX/CFDは冷遇する必要があるのでしょうか?
ああ。だからマット今井さんが議員当選後に始まった携帯版「勝利の方程式」のシグナル配信は
まともに信じてたら全損必至なのか・・・。と、穿ちまくった考えさえ持ってしまうわけです。
5月 19 2010
ユーロ壊滅
タイトルは『ニューズウィーク日本版』
5月19日号からもらいましたが、本当に壊滅もしくは空中分解しているようです。
事の起こりはシュタルクECB理事が、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)にECBの最近のユーロ安定化措置は「単なる時間稼ぎ」だったと指摘し、国債の買い入れは一時的な対応だと述べた事が同紙日曜版(5/16発行)にて報道されたことです。
参照:(ブルームバーグ)
これだけなら何事もなく済んだかも知れない事に火を付けたのは、5月18日NY時間昼頃、独当局がいきなり「ユーロ圏の国債ならびに関連したクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を対象に、現物手当てのない空売り(ネーキッド・ショート・セリング)の一時的禁止措置」を発表、導入したことで、種々の支援策により、ようやく反転の兆しが見えてきたユーロは一気に奈落の底へ。
この「空売り禁止」にオーストリアは賛同、イギリスは支持、フランスは導入の意志無し。と様々な反応。
右往左往したのは投資家です。
ユーロ絡みの為替を含む種々の金融資産の流動性低下を危惧し、一斉に手放し、我も我もと一般投資家までそれに続きました。
投機筋のみならず長期筋(韻を踏んだジョークです)もです。
更にシュタルク理事は今日になって再度、ドイツのZDFテレビとのインタビューで「救済策は時間を稼ぐのに役立つが、各国の根本的な問題は解決しない」と述べました。
そして極めつきはつい先ほど(19:37)、ドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)が出した声明「ユーロは攻撃されている」
自らが蒔いた種なのに人ごとのように言ってのけるこの感覚。
いくら支援策の決定経緯でイニシャチブが取れなかったからと言って国家がこのような逆ギレ発言とは・・・。
もう、好きにしていろ。という感じですね。
Euroは既に壊滅もしくは空中分解しているのは確信の域です。
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