FXを取り巻く環境にも規制強化の波が訪れていますね。
例えば現在は一部信託や分別管理でよい訳ですが、
これに関しては既に報じられているように完全信託が義務づけられるので、
体力のないFX会社は危ない。と言うことになります。
また、レバレッジやスプレッド、またロスカットルールなどにも
ユーザースキルや資力に応じた形を取れるよう、制度改正が盛り込まれるとのこと。
そんなわけで、現在120社あまりあるFX会社の半数は
制度に適用できずに消えていくだろう。と言われています。
ここで問題です。「もし貴方がFX会社を運営していたとして、
自社が制度に適用できない会社であることが確実視されたらどうしますか?」
良心的な会社なら早々に撤退を決めユーザーに預かり資金の返還を始めるでしょう。
ところが、約半数に減ることが解っているというのにまだ撤退表明がほとんど無い。
ということは….。
そう。やることは最後の荒稼ぎですね。
たとえば、FX取引は相対なのでこれを言われたら黙るしかないかも知れませんが
明らかなレート操作を行っている会社も多数あります。
私自身の経験で言うなら「クリック証券」「セントラル短資」ですね。
前者は相場の上下降する伸びる方向へ恣意的にスプレッドを拡大することで
サヤが取れないようにレート操作をします。
後者は、実際には相場が動いているというのにそのレートを提示しません。
さらに悪いことには「セントラル短資FX」の場合、
Webベースのトレードであればセッションタイムアウトは当たり前の話で、
たとえば成り行き決済のチャンス待ちをしている内にタイムアウトした場合、
多くのFX会社のシステムではボタン類が消え、「リロードしてください」になりますが、
「セントラル短資FX」の場合はセッションタイムアウトしても画面はそのまま。
いざ決済注文したら「タイムアウトしていますログインからやり直してください」となります。
入り直したら目標価格は遙か彼方へ…。
ここまでして荒稼ぎしたいのか?と言う感じですね。
おそらく規制強化が施行されたらこの2社は消滅第一陣に入ることでしょう。
同じような構図では、スプレッドが1銭もしくは0銭と、
スキャル向きであるように見せかけながら、いざスキャルをし始めれば
該当ユーザ狙い撃ちで約定遅延規制をかける様な会社も危ないですね。
「121証券
」など良い例です。
同じMT4採用業者でなら、約定遅延でユーザーに不利益を与えるより先に
口座そのものを強制解約する「ODL Japan」の方がまだ親切という物でしょう。
ま、好き勝手なことを書きましたが、
それなりに不利益を被った証拠は残っていますので、
あくまで複数回からなる経験事実を要約した記載であって、
根拠のない誹謗中傷ではないことだけは念のため書いておきます。
4月 26 2009
私感:ハイレバ規制方針固まる(金融庁)
このニュースが日本全国を駆け巡り大騒ぎになっている模様です。
ここで改めて私感を述べさせて頂くなら、
これまでは「パチンコは業界もユーザーも気楽でいいよなぁ」程度だった物が
今は「憎悪」の一言ですね。
FXユーザーは法規制にしばられ、損益はガラス張り。
対してパチンコユーザーは風営法以外にたいした規制もなく、
3店方式を隠れ蓑に賭博行為にもならず所得申告の必要も無し。
一体この待遇の差はなんなのでしょうね。
またパチンコ業界は直接不正資金を造らず
キズネタ(と呼ばれる攻略法)を限られた対象に流し
景品の名目で現金を対象者に支払い、
後に回収して第三国への送金や政治資金。と、
まるきりマネーロンダリング。
金融庁はロスカットルールが機能しなかった場合の不利益をよりどころにしていますが
ロスカットも効かないような(ずるずる滑る)業者にはそもそも客は付きません。
むしろハイレバだからこそ、
ロスカットされてもより多くの資金を残せるという物ではないでしょうか。
ストップを必ず入れる。とか、損切り上等!は資金を残すための常識であり
これが出来ない人はハイレバでもローレバでもいずれFXから退場します。
今般のハイレバ規制、
結局はパチンコ業界とその利権の甘い汁を吸う政界が
パチンコ業界に対する疑惑追及から視線をそらすための小手先作戦でしょうね。
パチンコ関係者の知能レベルなんてせいぜいでその程度です。
我々は屈せず、自信と誇りを持ってこれからも外為取引に勤しみましょう。
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By najirane • FXに関する雑感, FX業者情報, 経済・政治・国際 • Tags: パチンコ ハイレバ規制 ストップ 損切り 金融庁 ロスカット