1月 11 2009
悪貨は良貨を駆逐する
老舗陶磁器メーカーウェッジウッドの破綻に驚いたのは私だけではないでしょうが
(参考:『ウェッジウッドは単に驚きの声』 =ココログニュース)
ウェッジウッドの弁によると「中国製品等の低価格商品に対抗しきれなかった」ことも
売上げ減少要因のひとつとしていますね。
「悪貨は良貨を駆逐する」というところかもしれません。
しかし昨今の世界不況を考えたとき、悪者はリーマンブラザースなのでしょうか?
私は掘り下げて掘り下げて考えて見たましが、その結果ある結論に達しました。
『価格破壊』なんて言葉を考え付いた奴が一番悪い。
価格レンジが変われば確かに購買意欲をそそるでしょう。
しかしそれは一時的なこと。
一巡してしまえば、さらに価格レンジを下げなければ、
新規購買も買い増しも期待できません。
しかしそれも一巡してしまったら、価格を下げるにも限界が見えたら、
価格レンジがさらに低いところから仕入れるか、品質を落とすしかありません。
そこに出てくるのが中国製品です。
日本の価格破壊に味を占めた中国はその矛先を全世界に向け
そして世界はデフレスパイラルの渦中に…。
そんな構図なのではないでしょうか。
現在のような貨幣経済から好況不況を考えた場合、
弱インフレ状態にあるのが好況といえます。
つまりこの逆のデフレは不況を意味し、
その再生産はデフレスパイラルにほかなりません。
そしてその諸悪の根源は『価格破壊』…。
しかしこれが、資本主義国家全体に対してのアヘン戦争の仕返しだったら、
かなりの巧妙かつ臥薪嘗胆・虎視眈々な復讐策ですね。
1月 12 2009
今日は成人の日
今日は成人の日で祝日と言うことで「朝から晩までFX」出来る日でしたが
とにかく薄商いな感じですね。NY株式市場が開くまではこんな感じかな?
朝からずっと5銭~10銭幅での推移で
ロンドン勢が入ってきてから多少賑やかになり
20:00頃に一気に落とされたという感じですが
こういった薄商いの中でのせめぎ合いでは
いくら幅が少ないと言ってもやっぱりUSD/JPYは安全ですね。
隣で私の妻がEUR/USDとかGBP/USDとかやっているみたいですが
絶叫とため息しか聞こえません。(笑)
ところで安全と言えばいつか書こうと思ったのですが
昨年末に某・C証券の口座から全額引き上げて決別しました。
こういったせめぎ合いで熊と牛が戦っているようなとき(ブルベア合戦)
某・C証券はスプレッドの拡大で逃げているんですね。
例えば、USD/JPYが90.50を中心に10銭幅くらいで上下動するとき、
最初は確かにBID:90.45、ASK:90.46とスプレッドが1pipだったとしても
上昇時にはASKスプレッドだけが上がっていき
BID:90.45、ASK:90.53と8pipくらいまで開くと今度はBID側が上昇
ようやく、BID:90.52、ASK90.53と追いついたとして
まだ上昇しているならもう一度ASK側だけが上昇(つまりスプ拡大)、
下降するとしたらBID側だけが下降(これもスプ拡大)と
完全に見え見えのレート操作です。
私はチャートにMT4を使っていますがそのあまりの表示差に
いくらFX会社との相対取引だと言っても、
ここまで客を馬鹿にするのは詐欺よりまだひどい!と言う感じです。
同じ状況下でも121証券(←MT4も使えるし私のお薦め)なら
見事に公称スプレッドの1pipを守って激しい上下動にも追随しますし
そんな中での目押しのような約定ボタン操作もすんなり狙った価格で約定します。
と言うか、MT4を使っているとMT4で取引できないと
ストレスがたまってしまうんです。(笑)
CTとかVTを使うならそれはそれでよいかも知れませんが
MT4を使うならやっぱり121証券かODLでしょう。
← 121証券 (スプ1pipから。私のお薦め。)
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By najirane • FXに関する雑感, 経済・政治・国際 • Tags: レート操作 薄商い MT4