1月 18 2015
MT4 どうする?(その5)
本年3月13日(金)の営業時間終了と同時にサービス終了となる私のメインMT4口座、YJFX! MT4 (旧CyberAgent MT4) の代替になる口座を探しているってぇコンテンツのその5です。
既に当ブログでも触れましたが、先ごろとんでもないニュースが舞い込み、外資系大手や国内でもFX会社各社に激震が走っております。
後出しジャンケンと取られてもいたしかたなくはありますが、この「MT4どうする?」シリーズで何故に当初から最大手でもあるアルパリを書かなかったのかと言えば今回のことを想定していたわけではなく、単に敬遠したい何かがあったからだったのですが、それがこのような形になってしまうとは、私自身多少驚いています。
【重要なお知らせ】アルパリUKより(2015/01/16 20:17)
しかし今回のこと、これまで入手した各社の動向を整理してみますと
Bloomberg 米シティ、フラン急騰で1億5000万ドル強の損失-関係もの より
–ドイツ銀行、シテイグループ(米)は約1億5千万ドル、バークレイズ(英)は約1億ドルの損失か?
Reuters 「スイスショック」の余波、為替業者が破綻 より
–バークレイズ(英)は数千万ドルの損失を被る恐れがある。
–アルパリ(英)は破算申請。
–グローバルブローカーズ(NZ)は閉鎖へ。
–FXCM(米)は2億5千万ドルの損失を被り自己資本規制に抵触の恐れがあり進退が危ぶまれたがJefferiesが救済か?
–しかし、ゲインキャピタルはこの機を巧く乗り切り増収。
Reuters フラン暴騰で巨額損失のFXCM、リューカディアが3億ドル融資 より
–FXCMの損失をJefferiesの親会社であるリューかディアが救済に乗り出し。
などなど、まだまだ氷山の一角かと思われますが、ここで注目なのはゲインキャピタル。額までは明かしていませんがなんとこの大波乱の中にあって増収を果たしたと公言したのは驚きです。またゲインキャピタルと言えば、Forex.comのサービス名で日本でも営業を行っていますが、米国での株価上昇が日本を始め各国の国外拠点業績に寄与するのではないでしょうか。
ちなみに、既報でも紹介しましたが、国内でMT4が使える外資系FX会社の変遷をまとめてありますのでご覧ください。
外資系FX会社変遷.pdf
また、現時点では
OANDA JAPAN はなにも公式には報道されていませんが無傷か損失は軽微な模様。奇しくも当ブログで有力候補としていた2社が共に生き残ったというのは…私ゃ見る目があるのかな?(笑)
見る目があると言えばAVATradeも凄いです。と言うのはAVAが昨年10月に出したコメント。
【緊急】11月3日 スイス・フラン(CHF)全ペア 法人口座 証拠金引上げ(レバレッジ低下)(2014/10/31)
既にこのとき、スイスフランの対ユーロ無制限介入の撤廃を予見し、証拠金の引き上げという方法で顧客に警鐘を鳴らしておりました。もしAVA自身がこれを予期したポジションを持っていたら…爆益でしょうね。
しかし本日になりユーザー宛のメールやサイトでの公知にてユーロ/スイスフランについては、グリニッジ標準時9時30分(日本時間18時30分)から10時50分(日本時間19時50分)までに執行されたすべての約定と注文を、1.0450という価格で成立したものとして扱わせていただきます。と方針の表明をしたのは良いのですが、あまりに一方的かつ損失の大半をユーザーに押しつけていないか?との批判の声も聞かれているようです。
と言うことで、今現在なにも波風の立っていない
OANDA JAPAN に関しては「無事、これ名人なり」が言えるのではないかと思います、既にリアル口座でのトレードを試しておりますが現在のところ目立った非もなく、何と言ってもスプレッドの狭さがありがたいですよね。
と言うことで代替MT4口座は
OANDA JAPAN で決まりなのかな?
1月 18 2015
先週(~2015/1/16)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/12~1/16)の動向及び過去4週(12/22~1/16)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/19~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は直撃までは免れたものの、1/15(木)NY時間入り直後にSNBによるいきなりのユーロペッグ撤廃に市場は大混乱、ユーロのQE入りの憶測などとも相まってクロス円を中心にその影響は少なからずあり、スイス円は暴騰/ユーロ円は急落、加豪NZ円らは急落後に反騰の乱高下し、ドル円は日足的にWトップからの下落想定だったものが持ち直しと、週末は全ての想定が狂うような展開となりました。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0116.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(1/19~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(1/19~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(1/12~1/16)の動向及び過去4週(12/22~1/16)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/19~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0116.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経