11月 22 2014
CFTC IMMポジション(11/18付集計-11/21公開分)
先週のドル円は、週初こそ日経の軟調などから116円を割り込む押し目を作りましたが以後は淡々と上昇、11/20(木)には118.97円と119円を目前にしたところで米債利回り下落などに水を差され118円を割り込んだものの、そのままのレベルで1週間を終了しました。今週のIMM集計は週前半の反発時期のものとなります。
11/18付IMM集計、対円では反転のロング減・3周連続のショート増から、売り越しは92454枚へと約0.2万枚・売買計も185678枚へと約0.5万枚の増加。 対ユーロは反転のロング減・反転のショート減の双反転から、売り越しは168730枚へと約0.5万枚の増・売買計も284826へと微増。IMM全体では売り越しは364495枚へ・売買計は779305枚へと共に微増となり、5週ほど前を両底にした収縮からのショート方向に偏りながらの拡大模様が継続しております。
CFTC IMMポジション(11/18付集計-11/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401118.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(11/18付集計-11/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401118.pdf
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11月 23 2014
先週(~2014/11/21)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
11月第3週、翌週(第4週)にサンクスギビングウィークを控え、手仕舞いと本邦解散総選挙の行く末を睨んだ先週のドル円は、初日こそ116円を割り込みましたがこれが良い押し目となり以後は20日(木)まで一直線に上昇し、一瞬ではありましたが119円にほんのあと僅かの118.97円の年初来高値を記録、最終日21日(金)に週末調整を受けても118円を若干割ったレベルでの週越えとなりました。
これまで当ブログでは週足を用いてトレンドラインから目標を探って来ましたが、既にそれでは手に負えないレベル。そこで月足を用いてみましたが、年内に意識されるレートとしては1990年4月以来のトレンドラインに示される122円台付近に位置する2007年8月高値の119.82円か、さらにその次2007年2月高値の122.09円越えと言うことになりましょうか。
(左図:1990年1月頃からの月足チャート)
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1121.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(11/17~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(11/17~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(11/17~11/21)の動向及び過去4週(10/27~11/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1121.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経