2月 23 2014
先週(~2014/2/21)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(2/17~2/21)の動向及び過去4週(1/27~2/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は初日未明から下値責めとなりましたが、終わってみれば左記チャートのように週を通じて上昇N字を描いた形となりました。
初日2/17(月)は本邦GDP速報値での下ぶれ懸念か早朝から円買い先行、ドル円も101.38円付近まで押されたが、日経が前週比プラスに転じると101.60円付近まで反発、欧州時間に入っても流れは止まらず101.98円と102円を目前としたがNYがプレジデンツデーの祝日休場となるためここで小休止。明けて2/18(火)はRBA議事要旨にて早期利下げの可能性が低くなったことや日銀による追加緩和の思惑期待から円売りが進行、日銀金融政策決定会合の発表直後は一時円高に振れたが融資枠拡大や期間延長が好感され円売りが優勢となり東京時間中に102.73円まで急進、その後欧州時間からは徐々に値が緩む展開となり、NY時間に発表されたがNY連銀製造業景気指数が予想割れとなるとドル売りの流れとなり102.30円付近まで押される。明けて2/19(水)は日経がマイナススタートとなるとドル円も連れ安となり102円を割り込む展開となるが、NY時間に発表のFOMC議事録要旨の内容がQEの縮小継続を示唆する内容だったためドル買いが優勢となり102円台を復帰すると102.30円付近でもみ合いへ。明けて2/20(木)は本邦貿易収支の赤字幅拡大に加え中国製造業PMIの下振れからドル円は弱含みとなり102円を割ると101.66円まで下落、NY時間に発表された指標は好感できる内容ではなかったが、ダウの底堅い動きからドル円は102.33円付近まで復調。最終日2/21(金)は日銀・金融政策決定会合議事要旨を無風通過した日経の堅調なスタートにドル円も連れ高となり102.50円付近まで上昇、その後も自然反発が続いたが103円の厚さを確認した後は102.50円付近まで降下し、1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0221.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(2/24~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 103.70 | ~ | 104.25 |
R1 | 102.98 | ~ | 103.15 |
S1 | 101.54 | ~ | 101.37 |
S2 | 100.82 | ~ | 100.26 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3818 | ~ | 1.3851 |
R1 | 1.3775 | ~ | 1.3785 |
S1 | 1.3689 | ~ | 1.3679 |
S2 | 1.3646 | ~ | 1.3614 |
■次週(2/24~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 103.41 | Low: | 101.97 |
EUR/JPY | High: | 140.51 | Low: | 138.48 |
EUR/USD | High: | 1.3798 | Low: | 1.3712 |
GBP/JPY | High: | 172.57 | Low: | 169.92 |
GBP/USD | High: | 1.6729 | Low: | 1.6520 |
先週(2/17~2/21)の動向及び過去4週(1/27~2/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(2/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0221.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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3月 1 2014
CFTC IMMポジション(2/25付集計-2/28公開分)
先週のドル円は前半を102円台前半、後半を101円台後半と値幅少なく全般に重い展開となりましたが、今回のIMM集計は前半の102円台を維持していた時点のものとなります。
2/25付IMM集計、対円では反転のロング減・2週連続のショート増となり、売り越しは3週連続・売買計も2週連続増。 対ユーロは3週連続のロング増・2週連続のショート減となり、前週からの買い越し転を継続・売買計は3週連続増。
なお、IMM全体においてはごく緩やかにロング方向へシフトしているような情況となりました。
CFTC IMMポジション(2/25付集計-2/28公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140225.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(2/25付集計-2/28公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140225.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し