1月 26 2014
先週(~2014/1/24)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/20~1/24)の動向及び過去4週(12/30~1/24)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(1/27~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は週中盤まで104.50円前後をもみ合いながら105円トライを試みてましたが、1/23(木)の仲値頃に付けた104.83円をピークにNY時間から急降下、最終日にはついに102円をも割り込む101.99円を週底になんとか102円台前半で堪えての1週間でした。
初日1/20(月)は早々から日経下げ幅拡大に連れ104円割れ、しかし中国GDPの好調から豪ドル~クロス円~ドル円と買い戻しが連鎖し104円台に復帰したがNY休場から道場は動意無く推移し上値も重い。明けて1/21(火)昨日とは逆に早々から好調な日経に連れ104.63円付近まで上昇、午後には上昇も一服したが欧州時間からは米債利回りの上昇に連れ104.73円付近まで再度上値追い、しかしNY午後には利回り上昇も頭打ちとなり反落、クローズ付近では1日の上げ幅を全て吐き出す形に。明けて1/22(水)は豪指標の好感から月曜と同じような流れでドル円も104.41円付近まで上昇、昼頃に日銀金融政策決定会合の結果報告を受け一瞬104円を割り込む下振れとなったが、午後から追加緩和期待の解釈が台頭しドル円は上昇、NYクローズ時点では104円中盤まで。1/23(木)も上昇を続けたが、104.83円を付けた後突如失速、欧州時間入り頃までは104円中盤をもみ合っていたが米債利回り低下などから再度下落しNYクローズ直前に103円割れ。明けて最終日1/24(金)は早朝から反発したものの103.50円をわずかに上回ったところでRBA理事からの豪ドル安支持の発言からの豪ドル売りに連れて反落、更にここに新興国通貨連れ安懸念や中国景気後退不安が重なりついには102円をも割れるがNY時間には週末調整とも重なり辛うじて102円に復帰して1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0124.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■今週(1/27~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 105.87 | ~ | 106.95 |
R1 | 104.45 | ~ | 104.78 |
S1 | 101.61 | ~ | 101.27 |
S2 | 100.19 | ~ | 99.10 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3872 | ~ | 1.3960 |
R1 | 1.3756 | ~ | 1.3783 |
S1 | 1.3525 | ~ | 1.3497 |
S2 | 1.3409 | ~ | 1.3321 |
■今週(1/27~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 103.54 | Low: | 100.70 |
EUR/JPY | High: | 142.68 | Low: | 141.49 |
EUR/USD | High: | 1.3823 | Low: | 1.3591 |
GBP/JPY | High: | 171.17 | Low: | 166.10 |
GBP/USD | High: | 1.6720 | Low: | 1.6448 |
先週(1/20~1/24)の動向及び過去4週(12/30~1/24)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(1/27~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0124.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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2月 2 2014
CFTC IMMポジション(1/28付集計-1/31公開分)
先週のドル円は前週末から続いた102円の攻防から始まり、火曜から水曜にかけての上昇で一旦は103円を上抜いたものの、その日のうちに再度102円の攻防、そして最終日金曜も102円の攻防で終わるという結果となりましたが、今回の集計は火曜からの上昇で103円を目前とした頃での集計となります。
1/28付IMM集計、対円では2週連続のロング増・5週連続のショート減となり、売り越しも5週連続減・売買計も減となり共に昨年10,11月水準に後退。 対ユーロは双方反転のロング増・ショート減となり、わずか1週の売越し転から再度買越し転・売買計は微減。
なお、IMM全体においては縮小後、緩やかにショート方向に向きかけましたが、ロング方向に反発状況です。
CFTC IMMポジション(1/28付集計-1/31公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140128.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(1/28付集計-1/31公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140128.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し