7月 28 2013
先週(~2013/7/26)の主要通貨4本値と次週のPivot
先週(7/22~7/26)及び過去4週(7/1~7/26)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(7/29~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週はその前週末の米中銀の動きが概ね想定内の内容だったことや続く指標の好感、本邦の株式堅調や参院選期待などにより、100円半ばで週引けからのスタートという形となりましたが、参院選終了の安堵からか週初から下落し、23日(火)の東京市場では開始直後に99.13円とあわや99円割れまで迫りました。その後米10年債利回り上昇などを手がかりにNY市場で反発し100円台を回復たもののリッチモンド連銀指数の低下から反落しての行って来い、しかしこれを99.38円ほどで粘った後は25日(木)朝まで反発が続き、一旦は100.45円付近まで戻しましたが、その後日経平均の軟化などからドル円売りが始動、さらに米経済指標の悪化や翌週のFOMCでの金融政策変更は無いとの一部報道が伝わる事で加速し週末NYクローズまで一方的な下落となり、97.96円と98円割れをつけた後、98.25円付近での週引けとなりました。
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0726.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(7/29~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 101.60 | ~ | 102.61 |
R1 | 100.27 | ~ | 100.59 |
S1 | 97.62 | ~ | 97.31 |
S2 | 96.30 | ~ | 95.28 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3399 | ~ | 1.3461 |
R1 | 1.3319 | ~ | 1.3338 |
S1 | 1.3157 | ~ | 1.3138 |
S2 | 1.3076 | ~ | 1.3014 |
■次週(7/29~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 99.44 | Low: | 96.79 |
EUR/JPY | High: | 130.19 | Low: | 128.20 |
EUR/USD | High: | 1.3370 | Low: | 1.3208 |
GBP/JPY | High: | 152.57 | Low: | 149.27 |
GBP/USD | High: | 1.5493 | Low: | 1.5316 |
先週(7/22~7/26)及び過去4週(7/1~7/26)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(7/29~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0726.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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8月 4 2013
CFTC IMMポジション(7/30集計-8/2公表分)
先週のドル円はその前週末2日間で100.45円付近から97.70円付近まで一方的な下落後、98.25円付近での週引けからのスタートとなりましたが、豪中銀のお墨付きまで付いた豪ドル売りとは裏腹に7/31(水)NY時間までは前週安値突破を何度が試されるもそのたびに反発し、98円付近を浮沈するもみ合い相場の後、8/1(木)東京時間からは売られ続く豪ドルに加え中国指標の強い結果から日経平均の堅調へ波及しドル円が追随。更に週間失業保険申請件数やISM製造業指数に対するの好感が後押しし、週末8/2(金)も日経平均の堅調への便乗に支えられ一時は100円目前まで上昇。しかしメインイベントである米雇用統計の結果が振るわず反落、98.65円付近まで下落した後、98.90円付近での週引けとなりました。
今回の集計は週初の98円付近を挟むもみ合い状態での集計となります。
7/30付IMM集計、対円では再びロング減・6週ぶりのショート減の双方減となり、売り越し・売買計共に減少。 対ユーロは3週連続のロング増・ショートは反転減とロング化が目立ち、売り越しは1万枚台を切っての減少・売買計は増加。
なお、IMM全体においては7/9をロング底打ち・7/23をショート底打ちと見れば、ロング方向への反転が観測されます。
CFTC IMMポジション(7/30集計-8/2公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130730.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(7/30集計-8/2公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130730.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し