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9月 18 2011

先週(9/12~9/16)の為替動向

2011_0916_c 【先週(9/12-9/16)のドル円を中心とした相場の流れ】

【9/12:月】早朝は前週末の反発上昇を引き継ぎ76.50円付近。
日本を除く東アジア市場が休場のため薄商いの中、午前中は小動きに終始していたが、午後になりユーロ円が約10年ぶりに105円台を割り込むと、クロス円が総崩れ。ドル円もこれに連れられ欧州開始頃には76.74円まで下落。夕刻にECBによるイタリア国債購入が伝わると下げ止まり、ドル円も77円台に復帰。
NY時間序盤にはダウ先の下落にもブレーキがかかり、ドル円は77.25円まで上値を拡大したが、ロン16に大口のドル売り・円買いの噂が伝わると一転76.93円まで反落。しかし、その後は米債利回り上昇等から再度反発を開始。NY終盤近くにイタリア政府が中国系ファンドに国債購入を要請との報道が伝わりダウ急騰。ドル円も77.35円まで続伸。

【9/13:火】明けて火曜日は早朝からドル売り優勢。
仲値までは77.18円付近での攻防が続いたが仲値後にはドル売り再開となり昼過ぎには77円の攻防へと戦線を移す。
欧州時間以降はイタリア国債入札の行方不安からユーロ円の下落に連れられた形でドル円も77.90円まで下落。一旦77.10円まで反発したが、独仏首脳がギリシャに関しての共同声明を発表するとの報道が伝わり、ユーロドルが復調。この反動でドル売り優勢が再開し、再度76.80円付近まで下落。
NY時間となり仏大統領報道官から共同首脳声明の発表は本日中には行われないとの発言が伝わるとユーロドルは反落。反動でドル円は一時77.10円付近まで反発するも、この頃、情報が二転三転しユーロドルは乱高下。市場不透明感からドル円も連れ安し断続的に76.80円を下値に乱高下。

【9/14:水】ほとぼり冷めて反発しながらの東京は76.90円付近。
昼頃に出所不明の大口ドル買いの噂が流れ、77.06円まで瞬間急騰したが、午後からは76.90円付近でもみ合い。
欧州時間以降はユーロドル買い戻し基調の反動でドル売りが強まり、76.65円付近までじり安の展開。
NY時間序盤に発表された米8月小売高が予想割れとなり独仏ギリシャ首脳の電話会談声明でギリシャの立場を
「ユーロの一部」などと再確認発言した事が追い打ちをかけ、時折76.60円割れを試す展開となるが、底堅く徐々に反発。

【9/15:木】ゴトー日仲値需要が後押ししたが、76.80円に僅かに届かず、午後からも76.70円付近で小動き。
欧州時間以降、(後述のドル供給事前リークと思われるが)ドル売りが強まりドル円も76.55円付近までジリ安。
NY時間序盤に発表された米8月CPIは予想超えとなり、米債利回りが上昇、俄然ドル買い・円売りが優勢になり、76.90円付近まで上昇途上、日銀によるレート・チェックの噂でストップを巻き込み一時77.30円付近まで急騰。しかし直後に日米欧英スイスの中央銀行によるドル資金無制限供給が発表されると主客逆転しドル売りが強まり、ドル円急落。NY時間いっぱい数回76.60円付近まで押されたが底堅く76.70円付近でNYを終了。

【9/16:金】3連休前のドル買い需要から午前中に76.86円まで値を上げるが、翌週開催のFOMCを睨んだ調整も始まり東京時間は76.80円付近で膠着。
欧州時間に入り、朱IMF副専務理事から欧州危機は危険な新局面にあるとの発言が為されるとユーロ円が軟化。ドル円も76.66円付近までつれ安するが底値は堅く、NY時間に発表のミシガンが予想を超えるとドル買い優勢。何度か77円超えを試みるが上値も重く、調整模様から76.80円付近で1週間を終わる。

【9/20,21】日程を延長してのFOMC開催&金融政策発表

【週足デマーク指標/フィボナッチゾーン】

先週(09/12~09/16)の4本値(OHLC)
・USD/JPY:O: 77.51 H: 77.58 L: 76.56 C: 76.79
・EUR/USD:O:1.3567 H:1.3936 L:1.3500 C:1.3797

今週(9/19~9/23)のTD Range Projection
・USD/JPY High: 77.19 / Low: 76.17
・EUR/JPY High:110.50 / Low:107.64
・EUR/USD High:1.4085 / Low:1.3649
・GBP/JPY High:122.17 / Low:119.76
・GBP/USD High:1.5838 / Low:1.5659

今週(9/19~9/23)のFibonacci Zone USD/JPY
・R2 78.00 ~ 78.39 / R1 77.49 ~ 77.61
・S1 76.47 ~ 76.35 / S2 75.96 ~ 75.57

今週(9/19~9/23)のFibonacci Zone EUR/USD
・R2 1.4180 ~ 1.4347 / R1 1.3962 ~ 1.4014
・S1 1.3526 ~ 1.3475 / S2 1.3308 ~ 1.3142

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(09/12~09/16)の為替動向』
→ 2011_0916.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分+時間足3週間分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF

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9月 17 2011

CFTC IMMポジション(9/13集計-9/16公表分)

9/13 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会 IMM通貨先物取組(=CFTC IMMポジション) 9/16 NYクローズ後(日本時間 9/17早朝)公表分

IMM_20110913_ページ_1 「円」ロングは前週比 5653枚(11.7%)の増加で 53778枚(前週:48125枚)、「円」ショートは前週比 3485枚(22.7%)の増加で 18823枚(前週:15338枚)。この結果、売買比は買越し継続。買越し枚数は前週比 2168枚(6.6%)の増加で 34955枚(前週:32787枚)、売買計は前週比 9138枚(14.4%)の増加で 72601枚(前週:63463枚)となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 25.5%(前週:21.5%)で 4.1%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 9.3%(前週:9.2%)で 0.1%の増加となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で77.53円→77.50円と円高、前火曜→今火曜終値では77.53円→76.91円と円高、今火曜→今金曜では 76.91円→76.79円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では77.53円→76.79円で円安。という事になりました。

SNB(スイス中銀)によるユーロペッグ制とも言えるユーロスイス下限目標1.20政策の影響を最も受けるかと思われた円は、前週末まではしぶとくも77円台をキープしましたが、週が変わってからは77円から滑り落ち、しかしながら76.50円を割ることもなく底堅く推移しています。

と言うのもこのドル円の下落はフラン買いが円買いに移った事の影響よりも、ユーロ主導のクロス円安に引きずられた事によるものが大であり、枚数ではなく金額で見た場合、スイスフラン買いの減少も円買い増加も約2億ドルとなりますが、対ユーロの買い越し増加の約30億ドルに比べたら1割にも満たない事から見てもお解りになれるかと思いますが、来週に予定されている期間延長版FOMCを睨んでの神経質な動きが停滞感を生んでいるのも事実です。

IMM_20110913_ページ_2
「ユーロ」ロングは前週比 -7463枚(-22.5%)の減少で 25704枚(前週:33167枚)、「ユーロ」ショートは前週比 10553枚(15.2%)の増加で 80163枚(前週:69610枚)。前週に続いてのロング減・ショート増の結果、売買比は売り越しをさらに拡大。売り越し枚数は前週比 18016枚(49.4%)の増加で 54459枚(前週:36443枚)、売買計は 3090枚(3.0%)の増加で 105867枚(前週:102777枚)と言う結果となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の12.2%(前週:14.8%)で -2.6%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の39.6%(前週:42.0%)で -2.4%の減少となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.4005→1.3686とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.4005→1.3679とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.3679→1.3797とユーロ高、2週通算の前火曜→今金曜では 1.4005→1.3797とユーロ安となりました。

SNBの対ユーロ下限値設定、シュタルク専務理事の辞意表明、ギリシャデフォルト秒読み、次はイタリア/スペインか?と、ユーロの不安材料はこれでもかと言うほどに次から次へと出てきますが、IMMでの取り組み変化はこれを如実に映し出しているかのようです。
枚数でなく金額で見た場合、ユーロとポンドだけで他の5通貨を売り越してしまい、ユーロにおいては売越額が93億1200万ドルと、ポンドの25億8300万ドルの3倍強の金額となっているだけに市場への影響は計り知れないと言ったところでしょうか。
それを危惧してかどうかは定かではありませんが、先週15日には各国中央銀行共同声明としてドルの流動性供給を打ち出し、主に対欧州通貨でのドル高/欧州通貨安の是正に乗り出しましたが、市場はその瞬間には敏感に反応したもののFOMCを直近に控えての今現在ではまだその成果は顕著なものとしては出てきていないようですね。

IMM_20110913_ページ_3 CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 -13813枚(-6.2%)の減少で 210514枚(前週:224327枚)、ショートは前週比 36561枚(22.0%)の増加で 202423枚(前週:165862枚)、この結果、売買比は買い越し継続。買い越し枚数は前週比 -50374枚(-86.2%)の減少で 8091枚(前週:58465枚)と、10万枚割れを示現した前週を更に超え、イーブン目前に迫る結果となりました。売買計では前週比 22748枚(5.5%)の増加で 412937枚(前週:390189枚)となりました。

今回集計ではユーロ・ポンドに次いで加ドルまでが売り越しとなっており、枚数ではイーブンまであと少し。ですが金額換算では264.7億ドルのロングに対し、272.8億ドルのショートと、8.1億ドルの売り越しになっており、この売り越し反転は昨年7/6以来のこととなります。

各通貨とも買い越し・売り越しまちまちではあっても、売買僅差というものはなく、売買の片方が片方の2倍近くという売買構成は、売買指向がはっきり現れているという点で特徴的ですね。

全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は円・豪ドル・ポンド。ショートベスト3は先週に同じくユーロ・ポンド・加ドルとなっております。

■ 資料ダウンロード
『9/13集計-9/16公表のIMMポジション』
 → IMM_20110913.pdf をダウンロード

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9月 11 2011

先週(9/5~9/9)の為替動向

【先週(9/5-9/9)のドル円を中心とした相場の流れ】
2011_0909_c 【9/5:月】週明け東京スタートは76.80円付近から。早朝こそ週明けゴトー日の仲値需要を見込んだ買い仕掛けから76.93円付近まで上昇するも、前週末の雇用統計を嫌気した日本株の下落に連れ、昼過ぎには76.68円まで連れ安。しかし底値は堅く、欧州時間には徐々に戻りを強める展開。米国が祝日休場のためNY時間序盤には76.96円まで上昇するも、追随無くここで一服。76.85円前後で東京へバトンタッチ。

【9/6:火】前日とほぼ同レベルの76.80円台からスタート。序盤には前日同様76.95円まで上昇するも再度反落。欧州時間序盤にSNB(スイス中銀)がユーロスイスにおいて1.2000を下限とする無制限ユーロ購入の声明が発表されるとスイスフランが急騰。ユーロの大幅な下落からドル高となりドル円もそれに連られる形で瞬間的に77.60円まで急騰した後、約2時間で76.99円まで反落するが、そこからまた反騰開始。
20110906_2
NY序盤には77.56円まで反騰するがロン16にかけて77.00円まで再度反落、そしてまたNY時間終盤にかけて77.70円まで反騰とかなりの値幅を持った乱高下の中、東京にバトンタッチ。

【9/7:水】早朝オセアニアの売り仕掛けから77.49円まで押し込まれるも東京時間は77.60円付近からの下落スタート。午後に入り日銀政策決定会合が「特に何もしない」結果となると失望売りから下落に拍車がかかり、77.05円まで続落。その後欧州時間にかけては77.05~35円で乱高下。ロン16頃には77.45円付近まで反発も、徐々に下降しながら東京へバトンタッチ。

【9/8:木】市場はトリシェ会見、及びバーナンキ講演を控え様子見モードで動意無く推移。夕刻に英国中銀の金融政策において追加緩和策が示されなかったことからポンドの買い戻しとドル売りが強まり77.13円まで弱含むもトリシェ会見が始まると欧州経済に対する厳しい見解から対ユーロでのドル買い戻しが進み、次いでバーナンキ講演で
期待はしていなかったが余計なことは言わずに済んだという妙な安堵感からユーロ売りドル買いが継続。77.50円付近で東京にバトンタッチ。

Pivot_2011_0909 【9/9:金】実質ゴトー日の週末東京は仲値にかけ77.56円まで若干の上昇を見せたが、仲値を過ぎると調整が入り、欧州序盤まで77.45円付近での小動き。
欧州本隊が参加し始めた頃からドルスイスでドル買い再燃。ドル円もこれに連れられる形で上昇する最中、シュタルクECB専務理事が辞意表明を行うとユーロが下落。クロス円の下落に連られる形からドル円も77.08円まで急落。その後NY時間午後にギリシャ財務省がこれまでに課された各種の債務処理課題は全て履行するとの公式声明を発表。ユーロ始めクロス円の下落に一応の歯止めがかかり、77.48円まで反発しながら1週間を終了。

【先週のポイント】
ユーロスイスにおいて1.2000を下限とする無制限フラン売りはユーロペッグとも固定相場制とも受け取れ、これによりスイスを支点とするユーロとドルのシーソー模様は解りやすいトレード構造にもなるが、避難先としてのスイスフランの役割が円に一気に来た場合は大変動も。

【9/12:月】米3年国債入札(320億ドル)
【9/13:火】米10年国債入札(210億ドル)
【9/14:水】米30年国債入札(130億ドル)
【9/15:木】米失業保険新規請求件数/フィリー指数
【9/16:金】米9月ミシガン大学消費者景気信頼感指数

■【週足デマーク指標/フィボナッチゾーン】■

先週の4本値(OHLC)
・USD/JPY:O: 76.86 H: 77.85 L: 76.69 C: 77.50
・EUR/USD:O:1.4162 H:1.4270 L:1.3627 C:1.3686

TD Range Projection
・USD/JPY High: 78.26 / Low: 77.10
・EUR/JPY High:112.74 / Low:110.09
・EUR/USD High:1.3978 / Low:1.3335
・GBP/JPY High:124.06 / Low:121.39
・GBP/USD High:1.6049 / Low:1.5677

Fibonacci Zone USD/JPY
・R2 78.51 ~ 78.95 / R1 77.93 ~ 78.06
・S1 76.77 ~ 76.63 / S2 76.19 ~ 75.74

Fibonacci Zone EUR/USD
・R2 1.4504 ~ 1.4750 / R1 1.4183 ~ 1.4258
・S1 1.3540 ~ 1.3464 / S2 1.3218 ~ 1.2972

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(09/05~09/09)の為替動向』
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9月 11 2011

CFTC IMMポジション(9/6集計-9/9公表分)

9/6 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会 IMM通貨先物取組(=CFTC IMMポジション) 9/9 NYクローズ後(日本時間 9/10早朝)公表分

IMM_20110906_ページ_1 「円」ロングは前週比 -6011枚(-11.1%)の減少で 48125枚(前週:54136枚)、「円」ショートは前週比 2387枚(18.4%)の増加で 15338枚(前週:12951枚)。この結果、売買比は買越し継続。買越し枚数は前週比 -8398枚(-20.4%)の減少で 32787枚(前週:41185枚)、売買計は前週比 -3624枚(-5.4%)の減少で 63463枚(前週:67087枚)となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 21.5%(前週:22.0%)で -0.6%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 9.2%(前週:11.0%)で -1.8%の減少となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で76.73円→76.79円と円安、前火曜→今火曜終値では76.73円→77.53円と円安、今火曜→今金曜では 77.53円→77.50円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では76.73円→77.50円で円安。という事になりました。

9/6 東京午後にSNB(スイス中銀)がユーロペッグ制とも言えるいきなりのユーロスイス下限目標1.2000を打ち出し、対スイスフランを中心に欧州通貨も米ドルも一斉に大きな変動を示現しましたが、避難通貨であるスイスフランの直撃を最も受けるはずの円には他通貨ほどの影響はなく、スイスフラン円においては8円にも及ぶ円高フラン安を見せましたが、ドル円においてはむしろ円安ドル高、それも瞬間でも80銭の変動に止まりました。
しかしこれが底上げとなり、以降週末まで77円台をキープしている状況になっています。

IMM_20110906_ページ_2 「ユーロ」ロングは前週比 -10727枚(-24.4%)の減少で 33167枚(前週:43894枚)、「ユーロ」ショートは前週比 25332枚(57.2%)の増加で 69610枚(前週:44278枚)。ロング大量減・ショート大量増の結果、売買比は売り越しを拡大。売り越し枚数は前週比 36059枚(9390.4%)の増加で 36443枚(前週:384枚)、売買計は 14605枚(16.6%)の増加で 102777枚(前週:88172枚)と言う結果となり、売買逆転状態で10万枚台に復帰となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の14.8%(前週:17.8%)で -3.1%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の42.0%(前週:37.7%)で 4.2%の増加となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.4439→1.4205とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.4439→1.4005とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.4005→1.3686とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.4439→1.3686とユーロ安となりました。

対円の項でも書きましたが、スイスフランの対ユーロ下限値設定により、ユーロスイスでは1.1000→1.2000と約1000ポイントのユーロ上昇となりましたが、同時にユーロドルにおいては1.4060→1.4280と約200ポイントのユーロ上昇をしました。しかしその後、前週来の下落トレンドに復帰し1.4000割れを示現したところで反発しつつNYを終了し、このときの数字が今回のIMMポジションの数字となった訳ですが、その後更に下落が進みつつ週末金曜日にシュタルク専務理事が突然の辞意表明との報道をきっかけに下落は速度を速め、1.3660レベルでの週引けになっております。

ここからはトレードヒントになりますが、ユーロスイスはユーロドルとドルスイスの合成通貨になります。ユーロスイスが固定相場と仮定した場合、ユーロドルが下がると言うことはドルスイスがシーソーの反対側として上がる。という事は覚えていた方が良いかも知れませんね。

IMM_20110906_ページ_3

CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 -21679枚(-8.8%)の減少で 224327枚(前週:246006枚)、ショートは前週比 48516枚(41.3%)の増加で 165862枚(前週:117346枚)、この結果、売買比は買い越し継続。買い越し枚数は前週比 -70195枚(-54.6%)の減少で 58465枚(前週:128660枚)と、10万枚割れを示現。売買計では前週比 26837枚(6.9%)の増加で 390189枚(前週:363352枚)となりました。

今回集計では全ての通貨に対してショート増となっており、特に対ユーロ・対ポンド・対加ドルでのショート増が著しく、同時に同じ通貨に対してのロング減が特徴的な物となっています。また、対豪ドル・対NZドルでは売買とも増加と、リスク選好なのか資金大移動なのかよく解らない状態ですが、渦中のスイスフランにおいては元々の取引が少ない事も手伝い、ショート増・ロング減であってもそれほど目立つ存在にはなっておりません。
なお、先回からユーロが売り越しとなっておりますが、今回ポンドが再度売り越しに転じております。

全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は先週に同じく豪ドル・円・ユーロ。ショートベスト3はユーロ・ポンド・加ドルとなっております。

■ 資料ダウンロード
『9/6集計-9/9公表のIMMポジション』
 → IMM_20110906.pdf をダウンロード

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