7月 12 2009
DMM.com証券 続報
過日「SVC證券は 7月1日から「DMM.com証券」に社名変更」で書いた内容の続報です。
このDMMはあのDMMなのでしょうか?と言う疑問は
このDMMもあのDMMです。と言う結論になりました。
7月17日より取引開始と言うことで、現在サイト上には会員募集内容記事の他
リアルタイムチャート、リアルタイムレート、経済指標等々、各種サービス情報と
取引システム概要画面及びそのマニュアルDLが可能になっていますが
どうやらサイト構成及び取引システムとも、今春(SVC證券末期)に契約された
EMCOM製のようです。(画像はDMM.com証券サイトより)
主要なスペックですが
商品名は「DMM FX」
取引形態は「OTC取引(店頭相対取引)
取引通貨は「12通貨ペア」にてスタート
取引単位は各通貨ペアとも 10,000通貨単位
初回入金額は「50,000円」
注目の証拠金率(レバレッジ)は選択方式で
「25倍,50倍,100倍,200倍」にてスタートのようです。
取引手数料は無料ですが、
「※ロスカットは1万通貨あたり500円(ZAR/JPYは50円)になります。」の記述を発見
他にあまりこのような記述を見ませんがこれは一体どういうことなのででしょうか。
ロスカットされると、証拠金を失う以外に500円?
それともう一つ気になる記述が、カバー先は「SAXO BANK」ですが、
資金管理は分別保管となっており完全信託の記載がありません。
あまり想像したくないシナリオなんですが
某C証券のようにあり得ないノイズを発生し、ストップロスもしくはロスカットを発生させ
それによる収益も、これなら見込めますね。完全信託ではない。と言う点も気になります。
なお、サイト上には記載がありませんが、DMM.com証券では
SVC證券からの移行サービスでCFD取引も行うようです。
7月 13 2009
先週(7/6~7/10)の為替動向
今週の動きを予測してみたいと思います。
なお、左記画像を含む当文書は
以下のPDFとしても取り出せます。
「2009_0712.pdf」をダウンロード
■米国株式市場
月曜日上昇後中盤に下落、その後も下落基調。
■WTI原油先物市場
全般に下落基調
水曜日に 60$(/1Barrel)を割り込む。
■ユーロドル
全般にもみあい。
■ドル円
WTIが 60$(/1Barrel)を割り込むと同時に
急激に円高進行。
■ユーロ円
ドル円同様、WTIが 60$(/1Barrel)を
割り込むと同時に急激に円高進行。
特徴的な動きとしては、ドル円に久々の動きがあったことでしょうか。
そしてもう一つ特徴的な動きとしては
米国株が下落し、WTI原油先物が 60$(/1Barrel)を
割り込むと同時にユーロが下落する...と思えば、
ユーロ円とドル円で下落が見られ、
ユーロドルではもみ合っているので、けしてユーロ安とは言えない。
と言う状況だったことでしょうか。
つまり為替の力関係を簡単に言うと「円独歩高」だったことになります。
米国株安⇒原油安⇒ユーロ安 が今までの公式でしたが
ドルではなく円高に振れ、円独歩高になると言うのは、
新しい市場間連動性として注目すべきかもしれません。
しかしこういった場合、往々にして独歩高を是正する動きに変わります。
つまり、来週は行き過ぎた独歩高を解消するような動きが想定されます。
ドル円ならば1ドル=94円、ユーロ円は1ユーロ=132円くらいに
戻るかもしれませんね。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 地合 ドル ユーロ 円 WTI 原油 DJIA30 ダウ デマーク指標