5月 11 2009
連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その7
『転換点の定義』
今ほど、最近パンローリング社から刊行されたセミナーDVD
「為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック」
を一気に見終わりました。
そしてその中で今までこのブログ中でも頻繁ながら観念で使っていた
「トレンド」や「転換点」の定義を明確に知ることが出来ました。
曰く、「テクニカル分析の最大の目的は転換点を知ること」だそうで、
サポート(またはレジスタンス)を3回切り上げ(切り下げ)したらトレンドが形成され
その傾向を為し得なくなったとき(サポートまたはレジスタンスラインを割ったとき)
つまり「ブレイク」したときが転換点である。ということです。
DVDを見て改めて「なるほど~」と思ったのですが、ふと平田氏の
「FX 誰も教えてくれなかった外為ディーラーの儲け方」を読み返したら
[思考4](P162~)の項目でもしっかりと触れていたんですね。
ともあれ、ここ最近のこのブログでの私の命題「押し目なのか転換点なのか」に対し
かなり明確な指針を与えてくれたことは確かですし、
デマーク指標が何故有用なのかに関しても
(このDVDではあまり深くは突っ込んでいませんが)
□従来指標 → デマーク指標
・主観的 → 客観的
・アナログ → 機械的
・流動的 → 一貫性
と言った解りやすい違いを挙げての説明に納得した次第です。
と言うのも、「裁量とシステムトレード」と言う命題も私にはあるからで
より一層、デマーク指標を学習する意欲に火が付いたようです。
お薦めです↓
5月 12 2009
最近のFX規制は誰の利益となるのか?
このところ徳間書店の5次元文庫シリーズを楽しんでます。
5次元文庫は精神世界物も多いですが、歴史の裏物も多いんですよね。
特に金融シリーズはロスチャイルド一族をフィクサーとしての世界金融、
その先にある統一社会と言った、言わば世界征服の過去から未来へ続く
壮大なシナリオと言ったところでしょうか。
このシナリオを前提とするなら、
ごく限られた強大資産家の従順な奴隷となる大多数の貧困労働者と
それら労働者が生産した収益の集金は必須であり、
巧妙かつ長期に及ぶ愚民化政策を行うことで、
略取でしかない所業を疑いのない社会の仕組みとしてしまう。
例えば、官民結託してのパチンコ業界の合法的所得隠匿による不正資金も、
そのネタ銭を作るための3店方式による合法的な賭博行為も
殺那的快楽文化や性風俗の蔓延もある意味納得できます。
それらの市場はFXとは違う土俵なので、市場拡大はむしろ好ましい訳です。
でも、FX市場は真っ向から衝突してしまいます。
為替という同じ金融市場の話ですからね。
昨今のFXの所得ガラス張り化やハイレバ規制、参加資格規制等、
民間為替市場を縮小するためとしか思えないような各種の規制の裏には
金融庁であるとか大手ファンドを名乗る大きな陰の存在があるようにも思えるわけです。
なんて気分にさせてくれるのはこれら。↓
裏のまた裏を読むこともファンダメンタル分析ですよ。
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • FXに関する雑感, 書籍・雑誌・メディア, 経済・政治・国際 • Tags: ロスチャイルド FX規制 金融庁 ファンダメンタル