3月 1 2009
MT4を持ち歩きたい!(その4) 特殊設定
「ODL版 mtm を121証券で使う方法」について
未だ多数の多数の質問があるため、ここに設定方法を書いておきます。
このアーティクルは意図的に日付をずらして書き込みます。
仮にブログ各所の記事新着情報に載っかっても、
古い日付のためそんなに多くは来ないだろう。と期待していますが、
ODLもしくは121証券から何らかの削除依頼が来た場合は予告無く削除しますので、
見つけた方は早めに魚拓しておいてくださいね。
以下の説明に使う図版は 2009/11/1現在の物です。
時間経過と共に多少変化すると思いますので、適宜読み替えてください。
また、PC環境はWindows XP、WindowsMobileは EMOBILE TouchDiamond S21HT を前提としておりますので、他環境の方は適宜読み替えてください。
まず最初に、ODLのサイトに行き、mtm をダウンロードします。
同じダウンロードページでPC用のMT4、WindowsMobile/PocketPC用のmtmが両方ダウンロードできます。
mtmにはmtm5(WindowsMobile5用)とmtm6(WindowsMobile6用)があります。
現在各社から出ているWindowsMobile機はWindowsMobile6が搭載されているため、ついつい、mtm6を選んでしまうところですが、ここで言うWindowsMobile6というのはStandard及びClassicのことでEMOBILE TouchDiamond S21HT のようにタッチパネル搭載機はWindowsMobileの中でもProfessionalエディションになります。
WindowsMobile6 ProfessionalはWindowsMobile5の上位互換になりますが、Standard/Classicはスマートフォン用にデチューンされているエディションです。
また、mtm5の説明内に.net CompactFlame 2.0と書いてありますが、WindowsMobile6には最初から入っていますので別途ダウンロードの必要はありません。(WindowsMobile5の場合は別途必須です)
mtmのインストールファイルはcabファイルです。
これをWindowsMobile機のどこか適当な場所にコピーしたらタップしてインストールをしてください。
このときインストール先は必ず「デバイス」を選んでください。「内部ストレージ」では動作しません。
インストールが終了したら、一旦起動してください。2009/11/01現在、ODLからダウンロードできるmtmはBuild225ですが、既にBuild226がリリースされているため、Updateがかかります。
mtmのインストールが終わったら121証券のサイトに行きます。
ここではPC用のMT4をダウンロードします。
「デモ口座開設」と「取引ソフトをダウンロード」と表示されていますが、両方とも同じMT4がダウンロードできます。
ところが、「デモ口座開設」のボタンと「取引ソフトをダウンロード」のボタンではファイル名は同じでもダウンロード出来る物が違うので出来れば両方ともダウンロードしてください。
インストール先のフォルダを違う名前にしておけば両方ともインストールし必要とあれば同時実行も出来ます。
両方のMT4のインストールが終わったら、インストールしたフォルダ内に「Config」という名前のフォルダがあります。
デモ版ではその中に「121Securities-Demo.srv」というファイルが
取引ソフト(リアル版)では「121Securities-Real.srv」というファイルがあります。
前述の同じ名前でもダウンロードできる物が違う。というのは、このファイルの有無が異なってくる。と言う意味です。
上記ファイルを両方とも、
WindowsMobileにmtnをインストールしたフォルダのconfigフォルダにコピーします。
(Program Files/ODL MetaTorader/config 等)
mtnを起動し、[ツール]→[options]→[サーバ]で、サーバーを[121Securities-Real](本番使用の場合)
もしくは[121Securities-Demo](デモ使用の場合)に変更します。
[ツール]→[ログイン]で、ログインIDにアカウントIDを投入(本番用/デモ用どちらか使用する方)
パスワードにパスワードを投入(本番用/デモ用どちらか使用する方)
ログイン情報を保存にチェックを入れる。
これでログインしたあとは121証券でmtmを使用できます。
私自身の環境ではこれにてトレード可能でしたが、不正使用に相当する場合がありますので全てオウンリスクにて運用願います。
なお、最後になりますが、私もかなりのリスクを負ってこれを公開していますので、このアーティクルがお役に立ちましたなら、左右サイドバーに多々ある各社の広告URLから口座開設なり商品購入なりの、なにがしかのサービス利用をして頂ければ幸いです。
3月 4 2009
消えていくFX会社
FXを取り巻く環境にも規制強化の波が訪れていますね。
例えば現在は一部信託や分別管理でよい訳ですが、
これに関しては既に報じられているように完全信託が義務づけられるので、
体力のないFX会社は危ない。と言うことになります。
また、レバレッジやスプレッド、またロスカットルールなどにも
ユーザースキルや資力に応じた形を取れるよう、制度改正が盛り込まれるとのこと。
そんなわけで、現在120社あまりあるFX会社の半数は
制度に適用できずに消えていくだろう。と言われています。
ここで問題です。「もし貴方がFX会社を運営していたとして、
自社が制度に適用できない会社であることが確実視されたらどうしますか?」
良心的な会社なら早々に撤退を決めユーザーに預かり資金の返還を始めるでしょう。
ところが、約半数に減ることが解っているというのにまだ撤退表明がほとんど無い。
ということは….。
そう。やることは最後の荒稼ぎですね。
たとえば、FX取引は相対なのでこれを言われたら黙るしかないかも知れませんが
」「セントラル短資
」ですね。
明らかなレート操作を行っている会社も多数あります。
私自身の経験で言うなら「クリック証券
前者は相場の上下降する伸びる方向へ恣意的にスプレッドを拡大することで
サヤが取れないようにレート操作をします。
後者は、実際には相場が動いているというのにそのレートを提示しません。
さらに悪いことには「セントラル短資FX
」の場合、
」の場合はセッションタイムアウトしても画面はそのまま。
Webベースのトレードであればセッションタイムアウトは当たり前の話で、
たとえば成り行き決済のチャンス待ちをしている内にタイムアウトした場合、
多くのFX会社のシステムではボタン類が消え、「リロードしてください」になりますが、
「セントラル短資FX
いざ決済注文したら「タイムアウトしていますログインからやり直してください」となります。
入り直したら目標価格は遙か彼方へ…。
ここまでして荒稼ぎしたいのか?と言う感じですね。
」など良い例です。
おそらく規制強化が施行されたらこの2社は消滅第一陣に入ることでしょう。
同じような構図では、スプレッドが1銭もしくは0銭と、
スキャル向きであるように見せかけながら、いざスキャルをし始めれば
該当ユーザ狙い撃ちで約定遅延規制をかける様な会社も危ないですね。
「121証券
同じMT4採用業者でなら、約定遅延でユーザーに不利益を与えるより先に
口座そのものを強制解約する「ODL Japan」の方がまだ親切という物でしょう。
ま、好き勝手なことを書きましたが、
それなりに不利益を被った証拠は残っていますので、
あくまで複数回からなる経験事実を要約した記載であって、
根拠のない誹謗中傷ではないことだけは念のため書いておきます。
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By najirane • FXに関する雑感, FX業者情報, 経済・政治・国際 • Tags: FX規制強化, 完全信託保全