5月 7 2009
最近のマイブーム=デマーク指標
最近の私のマイブームはデマーク指標です。
デマーク指標は単一のインジケータ/オシレータではなく
各種のロジックを組み合わせた
統合現状把握+予測システムのようなものですが、
TD-Sequenceという物が
その真骨頂と言えるものらしいです。
(左図チャート参照)
チャートはEUR/USD 30分足のものですが、ピンクの丸で囲んだ部分をみてください。
陰線/陽線の上下に小さな数字が見えるでしょうか?
赤数字はTD-Sequence Revel-1による BuySetup
緑数字はTD-Sequence Revel-1による SellSetup
そしてオレンジ数字はTD-Sequence Revel-2による CountDownと呼ばれる数字で
これらCountをした後に、ほぼ正確にトレンド転換しています。
((3)の転換直後の急騰はADP雇用統計による物でハズレたわけではありません)
正確にはもっと深いのですが簡易的には、
BuySetupのCountが9まで続いた後は少し下がる。
SellSetupのCountが9まで続いた後は少し上がる。
CountDownのCountが13まで続いた場合はトレンド転換の可能性大。と使います。
私もこれまで多くの指標を使ってきましたが、これほど如実に先が読める指標というのは
これまでお目にかかったことがありませんでした。
で、過日書いたように関係図書を「ポチッとな」しちゃったわけなんですね。
中でもお薦めなのは平田啓さんが最近パンローリングから出されたセミナーDVD
「為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック」
だと思います。
平田啓さんは現在、株式会社フィナンシャルエクセレンス 代表取締役ですが
ボストン大学経営大学院(MBA)卒後、外為ディーラー(現三菱東京UFJ銀行)や
ブローカー(現セントラル短資グループ)を経て、
ブルームバーグにてFX市場分析ツール開発のため3000人の機関投資家をヒアリング。
と言う経歴を持ち、そして得た答え「もっとも信頼できる指標は何か」が
デマーク指標だったというわけです。
私もこれから研究を深めたいと思いますが、
まずは「こんなに良い物があるよ」というお薦めでした。
DVD 外為ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック
平田啓
パンローリング DVD 本編83分収録
2009年4月発売
5,040円 (税込)
デマークのチャート分析テクニック―マーケットの転換点を的確につかむ方法
トーマス・R・デマーク, 長尾慎太郎, 柳谷雅之, 森谷博之
パンローリング A5判 488頁 2002年8月発売
6,090円 (税込)
5月 11 2009
連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その7
『転換点の定義』
今ほど、最近パンローリング社から刊行されたセミナーDVD
「為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック」
を一気に見終わりました。
そしてその中で今までこのブログ中でも頻繁ながら観念で使っていた
「トレンド」や「転換点」の定義を明確に知ることが出来ました。
曰く、「テクニカル分析の最大の目的は転換点を知ること」だそうで、
サポート(またはレジスタンス)を3回切り上げ(切り下げ)したらトレンドが形成され
その傾向を為し得なくなったとき(サポートまたはレジスタンスラインを割ったとき)
つまり「ブレイク」したときが転換点である。ということです。
DVDを見て改めて「なるほど~」と思ったのですが、ふと平田氏の
「FX 誰も教えてくれなかった外為ディーラーの儲け方」を読み返したら
[思考4](P162~)の項目でもしっかりと触れていたんですね。
ともあれ、ここ最近のこのブログでの私の命題「押し目なのか転換点なのか」に対し
かなり明確な指針を与えてくれたことは確かですし、
デマーク指標が何故有用なのかに関しても
(このDVDではあまり深くは突っ込んでいませんが)
□従来指標 → デマーク指標
・主観的 → 客観的
・アナログ → 機械的
・流動的 → 一貫性
と言った解りやすい違いを挙げての説明に納得した次第です。
と言うのも、「裁量とシステムトレード」と言う命題も私にはあるからで
より一層、デマーク指標を学習する意欲に火が付いたようです。
お薦めです↓
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By najirane • 分析・相場観・手法 • Tags: テクニカル分析, デマーク指標, トレンド, 戻り, 押し目, 転換点